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正岡子規と袋井 つながり再確認 市観光協会が顕彰企画

(2017/3/16 17:09)
建立60周年を迎える正岡子規の句碑=9日、袋井市のJR袋井駅前
建立60周年を迎える正岡子規の句碑=9日、袋井市のJR袋井駅前

 袋井市のJR袋井駅前に立つ正岡子規(1867~1902年)の句碑建立から60年、子規の生誕150年の節目に合わせて、市観光協会が周年企画を検討している。関係者は地元と子規のつながりを市民に再確認してもらう契機にと意気込む。
 市民はこれまで句碑をきっかけに俳句大会を開いたり、子規の郷里の愛媛県松山市民と交流を深めてきたが、近年は関心が薄れつつあるという。顕彰に努める鈴木利夫同協会副会長(67)=袋井市高尾町=は「今となっては地元でも句碑の存在を知らない人がほとんど」と話す。
 周年企画は11月に講演会を開く予定。「子規探訪」(静岡新聞社出版)を著した県俳句協会理事の須藤常央氏(60)=静岡市葵区=らを講師に招き、子規の文学遺産や県内の足跡などをテーマに語ってもらう。
 句碑は1957年、地元の短歌俳句クラブ「八雲会」が建立。俳句「冬枯の中に家居や村一つ」は子規が学生だった1889(明治22)年、列車で東京から松山に帰省する際、袋井駅から見えた風景を詠んだとされる。
 碑文は袋井市出身の書家川村驥山(きざん、1882~1969年)、子規の横顔を模したレリーフは人間国宝の鋳物師香取正彦(1899~1988年)が手掛けた。県内は静岡市や浜松市などにも句碑があるが、レリーフが付いているのは珍しいという。
 鈴木副会長は「生活が豊かではない中、立派な句碑を建てたのは熱意の表れ。先人に感謝して顕彰を続けたい」と話す。

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