静岡新聞NEWS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

パプアで現地楽団指導へ 元空自音楽隊長・浜松の水科さん

(2017/2/27 17:45)
派遣を前に得意のサックスを練習する水科克夫さん=2月17日午後、浜松市中区の音楽パブ
派遣を前に得意のサックスを練習する水科克夫さん=2月17日午後、浜松市中区の音楽パブ

 元航空自衛隊航空中央音楽隊長(1佐)の水科克夫さん(60)=浜松市中区在住=が、3月から国際協力機構(JICA)の派遣でパプアニューギニアに滞在し、現地国防軍の音楽隊組織を支援する。同国は2018年度アジア太平洋経済協力会議(APEC)の議長国で、音楽隊の最大の目標はAPEC式典での演奏。水科さんは「重責だが華々しくデビューさせられるよう頑張りたい」と意気込む。
 水科さんは航空自衛隊の音楽隊で36年間指揮者を務めたことなどが評価され、防衛省の推薦で派遣が決まった。任期は19年3月まで。
 現地音楽隊の候補者約50人に基本から吹奏楽を指導し、各国首脳の前で披露できるレベルまで演奏力を高めるのが任務だ。
 既に陸上自衛隊の音楽隊員が先行して技術指導を行っている。今後は水科さんが中心となり、吹奏楽の歴史や楽器の扱い方、実際に披露する国歌やパレード曲の演奏まで幅広い指導を担う。
 居住する首都ポートモレスビーは強盗や窃盗が多発する都市で、夜間の外出も禁止。水科さんと共に浜松市内で音楽パブを経営する妻の由美子さん(66)は「無事に帰ってきてくれれば」と祈る。
 水科さんは「明治初期、英国の軍楽隊長が薩摩藩の若者に音楽指導をしたことから日本の吹奏楽の歴史が始まった。自分もパプアニューギニアに音楽文化を広めたい」と意欲を燃やす。

静岡芸能・文化の記事一覧

ニュースアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・
静岡新聞データベース

SBSテレビチャンネル

YouTube
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿
静岡新聞モバイルサイト