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展示室は幻想的空間 熱海・MOA美術館が新装

(2017/2/4 08:10)
真新しくなった展示室に飾られた国宝「紅白梅図屏風」=3日午後、熱海市のMOA美術館
真新しくなった展示室に飾られた国宝「紅白梅図屏風」=3日午後、熱海市のMOA美術館

 熱海市のMOA美術館は大規模改修を終え、5日にリニューアルオープンする。3日に報道機関や行政・観光関係者を招いた内覧会を開き、日本の伝統的な素材を生かして現代的な空間を創出した展示室やロビーエリアなどをお披露目した。
 核となる展示スペースやショップ、カフェなどの設計は世界的な現代美術作家杉本博司氏が担った。中世、近世の素材や技術を持ち込んだ革新的な思想で、作品が自然光を浴びているような幻想的な空間を演出した。杉本氏は同日の説明会で「最高のテクノロジーで至高の光を再現できた」とコンセプトを解説。内田篤呉館長は「今後の美術館演出の流れに影響を与える前例のない空間が誕生した」と魅力を語った。
 展示ケースのガラスへの映り込みを防ぐため、高さ4・2メートルの黒しっくいの壁を室内の真ん中に立てた。ガラスの透明度も飛躍的に高めた。作品の下に置く免震装置に屋久杉の板などを採用。正面扉は、高さ4メートル、幅1・2メートルの漆塗りの扉板2枚が自動開閉する仕組みで、杉本氏とともに人間国宝の漆芸家室瀬和美さんが手掛けた。
 オープン記念で5日~3月14日、「紅白梅図屏風(びょうぶ)」など国宝3点を含めた所蔵名品展と杉本氏の個展「海景-ATAMI」を同時開催する。

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