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静響、ラジオで月1「演奏会」 ネットで他地域でも

(2016/9/30 08:23)
静響演奏会のラジオ放送
静響演奏会のラジオ放送

 静岡県内出身・在住の演奏家を中心に構成するプロオーケストラ静岡交響楽団(岩崎清悟理事長)が、本年度から県中部のコミュニティーラジオ局FM-Hi!(エフエムハイ)で毎月1回、定期演奏会などの録音を放送している。地方オケの演奏がラジオで定期放送される例は珍しく、どこでも気軽に楽しむことができる。
 番組は、第2水曜日午後6時半からの「静岡交響楽団コンサート2016」。初回の5月11日の放送では、楽団の発展に尽くした西雅寛前理事長の追悼公演として行った本年度最初の第64回定期演奏会から、ウェーバー作曲「魔弾の射手」序曲などの演奏を紹介した。常任指揮者の篠崎靖男氏(48)が出演し、楽曲解説などを行った。
 放送は同局のインターネットラジオを通してどこでも聞くことができる。大手音楽事務所や在京オーケストラでの経験が長い静響の市川卓楽団主幹(54)は「エリア限定の放送でも、ネットを通せば世界中に発信できる。静岡県外の人も静響の演奏に触れる機会が得られる」と強調する。ソリストとして出演した音楽家のウェブサイトなどを通して番組情報が広がるなど新たな動きも見えるという。
 アマチュアオーケストラ静岡フィルハーモニー管弦楽団代表で同番組の企画構成に携わる江成博行さん(65)は「コンサートでは限られた人しか演奏を聞けない。静響を多くの人に知ってもらう意味で放送が貢献できることは大きい」と話す。
 これまで計5回放送し、一線の指揮者や国内外のソリストとの共演を届けた。次回は10月12日。9月の第67回定期公演から、篠崎氏が指揮したチャイコフスキーの交響曲第4番の演奏を、同氏の話を交えて放送する予定。

 <メモ> 静岡交響楽団は、篠崎靖男氏を常任指揮者に迎えて9月で1年がたった。国内外からの音楽家の招聘(しょうへい)だけでなく県内出身の演奏家との共演にも取り組み、県内小中学校などで音楽教室にも力を入れている。本拠地の静岡市外での公演も増やしていて、10月1日には三島市民文化会館でチャイコフスキーのバレエ音楽やベルディのオペラの名曲などを集めた演奏会を開く。次回定期演奏会は10月14日、静岡市清水区のマリナートで。高関健氏の指揮でベートーベンの交響曲第2番などを演奏する。

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