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2018年6月5日【大自在】

(2018/6/5 07:25)

 語呂合わせから日付を形状に見立てたものまで、日本ほど記念日が存在する国はない。企業、団体、個人からの申請を受け、日本記念日協会が認定登録した数も約1900に上る
 ▼産物や商品をPRする従来型に加え、社会性を意識した記念日が増える傾向にあるという。今年5月の新規登録をみても、日本難病・疾病団体協議会の「難病の日」(23日)、長野県の「県歌『信濃の国』記念日」(20日)など
 ▼折り紙ヒコーキ協会が昨年制定した「紙飛行機の日」(5月8日)は、16年前に9歳で亡くなった佐賀県の少年の命日。紙飛行機が大好きだった姿に「5(ゴー)8(ハイ)」「行け、高く」をかけ、今年初めての記念日を迎えた
 ▼国公認の記念日といえば「国民の祝日」だが、法律で規定する「祝日でない記念日」もある。「勤労青少年の日」「国際音楽の日」「障害者の日」、そして、きょう「環境の日」は1993年制定の環境基本法に基づく。日本の提案を元に72年、国連が決めた世界環境デーに当たる
 ▼国連環境計画(UNEP)は今年の世界環境デーのテーマに「プラスチック汚染をなくそう」を掲げた。UNEPによると、この10年間のプラスチック生産量は20世紀全体を上回り、世界で使われるビニール袋は年間5兆枚、海に流れ込むプラスチックごみは1300万トン以上
 ▼これらは水深1万メートルの深海にも達し、北極の海氷に世界最悪レベルのプラスチック微粒子蓄積も指摘される。「環境の日が守られなかった日」とならぬよう、「家庭から地球を考える日」に。

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