スマホやパソコンからの情報漏えい、後を絶たず。だそうです。あなたの防犯、大丈夫?

 スマホやパソコンなどから個人情報が漏えいし、電話番号やメールアドレスなどを変更しなければならないケースが後を絶たない。


 静岡県警によると、インターネット上で個人が特定されるのは、電話番号やメールアドレスそのものが書き込まれた場合だけではない。複数のSNSや、不用意に撮影して公開した写真など、インターネット上にあるさまざまな情報を総合して個人が特定されていく。

 県警は、インターネット上に情報を公開する際は「しっかり自らを守る防犯対策をしてほしい」と呼び掛けている。(インコ式静岡新聞×静岡県警「ピヨスケの安全安心ふじのくにキャンペーン)

 ■ピヨスケが補足します
 個人情報って、いろいろあるんだよ。

 ボクが思い付くだけでも、名前、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、出身校、家族の名前、本人などが写った写真・・・とたくさん考えられるよね。趣味、部活、ペットの名前なども個人を特定する材料になるかもしれないね。

 この情報をSNSなどインターネット上のサイトに載せてしまったら危ないって、みんな、なんとなく分かっていると思うんだ。

 警察のお姉さんに聞いたところによると、一つ一つの情報では個人を特定できなくても、過去の投稿記事にさかのぼったり、複数のSNSを見比べたり、公開している写真の背景を調べたりすることで個人情報が特定されることもあるんだって。そういうことも頭の片隅に置いておきたいね。

 SNSって便利だけど、個人情報はいったんインターネットに流出したら消すことはできないから、十分注意しようね。

 ■静岡県警から
 インターネットは、世界の人とつながったり、情報を収集したりできる便利な道具です。
 でも、ちょっとしたきっかけであなたの個人情報が世界中に流出してしまう危険が潜んでいます。
 「大げさな」「私は大丈夫」と思うかもしれません。
 しかし、実際にあった個人情報流出事例では、
 ☆自分の電子掲示板に、自分のメールアドレスだけを公開した
 ことがきっかけで、名前、住所、電話番号まですべて特定されて、インターネット上に流出してしまった、ということがありました。

 インターネットで個人情報を取り扱う場合には次の点に注意しましょう
 1 名前、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報は掲載しない(もちろん家族や友人の情報も)
 2 写真や動画を登録するときには、位置情報を消すことはもちろん、背景などもなるべく映り込まないようにする。
 3 インターネット上で訪問したサイトでの個人情報の入力は、極力しない。特に管理者等が不明なサイトでは、絶対に個人情報を書き込まない。
 4 SNS(ライン、ツイッター、フェイスブック等)のプロフィルも、できるだけ個人情報は登録しない。

 このほかにも、インターネット利用に関して守ってもらいたいルールはたくさんあります。
 県警ホームページを参考に、安全に活用してください。
  → http://www.pref.shizuoka.jp/police/kurashi/higai/cyber/index.html

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