• mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

診察室

帯状疱疹後、神経痛に悩まされる(2019/6/25 13:56)
静岡県立総合病院脳神経内科医長 金 剛
静岡県立総合病院脳神経内科医長 金 剛

 92歳の母。昨夏帯状疱疹[ほうしん]になり、尻の右側がひどくただれてしまいました。秋ごろに治りましたが、その後神経痛が出始めました。ブロック注射を試しましたが変わらず、困っています。何か良い方法はありますか。



【答】
■ブロック注射と内服治療を並行


 高齢者の場合、約20%に現れるとされますが、帯状疱疹が重症である場合に、より現れやすい傾向もあるようです。

 高齢者の場合、約20%に現れるとされますが、帯状疱疹が重症である場合に、より現れやすい傾向もあるようです。

 帯状疱疹の治療の際にステロイドを投与することにより、この後遺症をある程度予防できるという報告もあります。ただ、ステロイド自体が疾患を悪化させることもあるため、用いないケースもあります。

 帯状疱疹後神経痛が出現した場合、タイプの異なる鎮痛薬を組み合わせて対処することが多いのですが、特に高齢の方の場合は難治になる傾向があるため、ブロック注射(神経ブロック療法)を行います。

 ブロック注射の効果が現れにくいとのこと。1回では効果が現れないこともあるため、医師と相談し複数回行うことをお勧めします。これと並行して内服治療を行い、他に腰痛の原因となる疾患の鑑別を行う必要があると思われます。




★ この記事を書いた先生 ★
静岡県立総合病院脳神経内科医長 金 剛



★ 出典 ★
静岡新聞夕刊「診察室」(2019年06月25日)



【検索】
帯状疱疹 脳神経内科


logo_shizushin.png



健康・医療 キーワード検索

▲ページトップ