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診察室

顔にひどい赤み、「酒さ」か(2018/5/22 10:00)
浜松医大皮膚科助教 糟谷啓
浜松医大皮膚科助教 糟谷啓

78歳の女性。顔の赤みがひどいです。皮膚科を受診し、塗り薬や漢方薬を処方してもらい、利用していますが治りません。酒さではないかと思うのですが、医師からははっきりと伝えられていません。酒さの原因は何ですか。どうしたら顔の赤みが改善しますか。



【答】
■刺激物質は避けて レーザーで改善も


 酒さは難しい皮膚病です。顔、特に鼻、頬、眉間の皮膚の毛細血管が広がって赤く見える状態が続くことをいいます。ほてり感を伴うことがあります。進行すると皮膚が硬くなって盛り上がり、毛穴が広がってミカンの皮のように見えることがあります。

 壮年期の女性に多いのですが、どうして起こるのかは、分かっていません。診断は見た目で判断せざるを得ず、よい検査もありません。湿疹と違って、ステロイドの塗り薬は効かず、むしろ症状を悪化させてしまうこともあります。漢方治療が有効であるとの報告もありますが、全ての方に効くわけではありません。

 ストレス、紫外線、たばこ、高温、化粧品、辛みの強い食べ物やカフェイン、アルコールなどの刺激物質は症状を悪化させるため避けるのが良いでしょう。毛包虫や細菌感染を伴って、ニキビのような膿疱[のうほう]がでることがあります。この場合には抗生剤の飲み薬や塗り薬でよくなることがあります。保険適用ではないものの、赤く見える毛細血管はレーザーがよく効くことがあります。
 




★ この記事を書いた先生 ★
浜松医大皮膚科助教 糟谷啓



★ 出典 ★
静岡新聞夕刊「診察室」(2018年5月15日)



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