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診察室

ガングリオンが腕や足に多発(2017/11/28 10:00)
静岡市立静岡病院整形外科 主任科長 佐野倫生
静岡市立静岡病院整形外科 主任科長 佐野倫生

69歳の女性。11年前の事故でけがをした左足首に、昨年からこぶのような小さいガングリオンができました。その後、両膝の前面に、さらに両膝内側、左肘内側にもできました。整形外科で診てもらい、湿布をもらいましたが原因は分かりませんでした。痛みはないですが動くことが好きで、それが良くないのかと心配です。これ以上増えないよう、日常で注意することはありますか。



【答】
■心配なら超音波で再度検査


 ガングリオンとは、関節や腱鞘[けんしょう]から発生した嚢腫[のうしゅ]のことです。体中のどこにでも発生しますが、手首の周囲にできやすいです。ご相談の方はガングリオンがあちこちに多発しているようですが、全てがガングリオンかどうかは判断が難しいと思います。ガングリオンだと思いこんでいたしこりが、実は別の腫瘍だったということは時に経験します。

 以前は針を刺してゼリー状の内容物が出てきたらガングリオンと診断していましたが、最近では外来での超音波検査などにより、簡便に診断ができるようになりました。心配でしたら再度整形外科を受診し、検査してもらうと良いと思います。

 いずれもガングリオンである場合は、基本的にはガングリオンによる症状(痛みやしびれ)がなければ放置しても心配ありません。ガングリオンができる場所は過労が原因であることが多いので、足の場合は歩くのを控える、手の場合は手を使う仕事を減らすことによってガングリオンがしぼむこともあります。

 症状がある場合は穿刺[せんし]や手術を行う必要があります。できた場所や大きさによって治療法もさまざまですので、かかりつけ医にご相談ください。




★ この記事を書いた先生 ★
静岡市立静岡病院整形外科 主任科長 佐野倫生



★ 出典 ★
静岡新聞夕刊「診察室」(2017年11月21日)



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