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診察室

保険で白い歯かぶせられる?(2017/10/31 11:00)
静岡県歯科医師会 生涯研修部員 大沢博己
静岡県歯科医師会 生涯研修部員 大沢博己

歯の治療のため、銀歯を外すことになりました。根の治療が終わり、もう一度上にかぶせる段階で、銀歯か白い歯かどちらにするかを聞かれました。その際、保険でも白い歯ができると伺ったのですが、どのような方法がありますか。



【答】
■素材に制限、自由診療なら幅広く


 保険治療は自由診療とは違い、使用可能な素材に制限があります。従って、白い歯を選ぶことはできますが、必ずしも希望通りのものが選べない場合もありますのでご注意ください。

 歯にかぶせるものは、全部白いものから裏側に金属を使用しているものなど、さまざまな種類がありますが、保険で使用する素材は色調にあまり幅がありません。もし、見た目を自分の歯と同じようにしたいのであれば、使用する素材に制限のない保険外の治療(オーダーメード)の方が良いと思われます。

 保険治療で使用する素材は、一般的に安価ですが新しい素材も導入され、見た目や強度も良くなってきています。アレルギーのある方は、金属を使用していない歯が保険適応になる場合もありますので、以前に比べれば選択の範囲は広がっているといえます。

 白い歯は金属に比べると欠けやすいため、材質の厚みを確保する必要があります。このため、隙間が狭い部分では、神経の近くまで歯を削ることになるため、しみたり痛みが出たりする可能性がある場合は白い歯を入れられないこともあり、必ずしも全ての歯に対応可能とは限りません。

 また、土台となる歯や歯肉の状態によっては、希望の治療自体ができない場合もあります。まずは口の健康維持に努め、治療の際はかかりつけの先生とよく相談して決めてください。




★ この記事を書いた先生 ★
静岡県歯科医師会、生涯研修部員 大沢博己



★ 出典 ★
静岡新聞夕刊「診察室」(2017年10月24日)



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