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診察室

服薬続けるも、せき治らない(2017/10/16 19:40)
静岡市立静岡病院呼吸器内科、副院長 山田孝
静岡市立静岡病院呼吸器内科、副院長 山田孝

45歳の女性。ぜんそくを患い、以前は季節の変わり目にせきの出るアレルギー症状がありましたが、今は日常的にせきが続くようになりました。診療所でアレルギー薬を処方されましたが改善せず、呼吸器科に行きました。1年通い、プレドニゾロンなどを使いましたが改善せず、耳鼻咽喉科にも通って、服薬を続けています。以前より薬が効かなくなったように感じます。どんな治療を受ければ改善しますか。

 【答】
 ■喫煙やペット、他疾患の影響も

 治療にもかかわらずせき症状が持続しており、困った状況です。


 状況を十分に把握する必要があり、そのためには十分にお話を聞かせてもらう必要があります。またいくつかの検査を行って客観的に状態を評価する必要もあります。そして、これらのことが治療の内容に結びついていきます。


 生活の中で症状を悪化させるものとして、喫煙とペット飼育があります。患者さんによっては特定の物質に過敏に反応することがあり、痛み止め、防腐剤、着色料などが挙げられます。基本的にはこれらを避けることが必要になります。


 他疾患の合併により症状が悪化することがあります。この場合は血液、エックス線、CT、場合によっては気管支鏡検査も行って診断することがあります。治療はその疾患に応じたものを行うことになります。


 気管支ぜんそく自体が悪化の場合、すでにステロイド剤も使われており、それでも気管支ぜんそくの症状が改善できないのであれば、より高度の治療を考えることになります。代表例としては抗IgE抗体、抗IL-5抗体です。生物学的製剤と呼ばれるものです。


 投与は適応のある方に限定されています。効果が期待されますが、値段が高い問題点もあります。



★ この記事を書いた先生 ★
静岡市立静岡病院呼吸器内科、副院長 山田孝

★ 出典 ★
静岡新聞 夕刊『診察室』 [2017年10月10日]


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