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診察室

たこ、うおのめの治療法(2017/7/18 17:00)
浜松医大 皮膚科助教 龍野一樹
浜松医大 皮膚科助教 龍野一樹

73歳の女性。左足薬指の先にたこのようなものができています。うおのめもあるようで歩くときに痛み、左足をかばって歩いています。皮膚科で塗り薬を出してくれましたが、削ったり取ったりはしてくれませんでした。市販のスピール膏(一般名サリチル酸)を使ってみようと思いますが、それで治りますか。足に合った靴も作りましたが、改善しません。

【答】
■外用剤で皮膚柔らかく 痛み強ければ削る処置
 何げないことのように思われがちですが、歩行という機能は人間の生活や健康の維持には大変重要なものであり、何らかの理由で歩行に障害が生じると、生活や健康に大きな影響を及ぼします。

 たこ、うおのめは医学用語では胼胝[べんち]、鶏眼[けいがん]と呼びますが、鶏眼では痛みを強く伴うことが特徴で、この痛みが原因で歩行障害につながることもあります。

 胼胝や鶏眼の治療としては、皮膚を柔らかくする外用剤などを使用することもありますが、症状が強い場合はクリニックなどで硬い部分を削る処置などをする必要もあります。市販の貼付剤などが有効な場合もありますが、誤った使用ではかえって大きな傷を形成してしまうこともありますので注意が必要です。

 また、糖尿病などの合併症がある場合は、小さな傷が壊疽[えそ]などといった、より重篤な問題につながることもあります。鶏眼が悪化すると、それ自体が傷の原因となることもあり、自己処置なども深い傷の原因となる可能性もあります。


 症状が強い場合は専門医を受診され、よく相談の上、治療方針を決めていくことが重要であると考えます。また、鶏眼や胼胝などは削っても繰り返すことが多いので、定期的な受診が必要となることが多いです。


★ この記事を書いた先生 ★
浜松医大 皮膚科助教 龍野一樹

★ 出典 ★
静岡新聞 夕刊『診察室』 [2017年7月18日]


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