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診察室

目の横にできもの(2017/7/11 17:00)
浜松医大 皮膚科病院講師 島内隆寿
浜松医大 皮膚科病院講師 島内隆寿

53歳の女性。5年前に左まぶたの鼻に近い部分にできものが表れました。徐々に大きくなり幅2ミリ、長さ7ミリほどになりました。痛みもかゆみもありません。皮膚科で眼瞼[がんけん]黄色腫といわれました。リバロ(一般名ピタバスタチンカルシウム)錠1ミリを処方され、様子を見ています。傷になるので手術はやめた方がいいと医師に言われました。服薬治療を続ければ治りますか。

【答】
■主治医と薬の見直し相談 手術以外の治療法も検討
 ご質問の症状と、既に皮膚科を受診され、リバロ内服の指示を受けていることから、診断は眼瞼黄色腫でよろしいかと思います。眼瞼黄色腫は上まぶたの内側に左右対称性に生じる黄色調のできもので、自覚症状を伴いません。

 患者さんの少数に高コレステロール血症を伴いますが、多くは中性脂肪やコレステロールが正常範囲内です。従って、高脂血症に対する飲み薬の効果は不明です。しかし、コレステロール異化促進薬であるプロブコールという薬は、この眼瞼黄色腫に対して直接的な効果を示す場合があるので、内服薬の種類の変更を主治医の先生とご検討されると良いでしょう。

 一方、外科的治療は局所麻酔下に病変皮膚を切除する方法があります。主治医の先生のご指摘のように、術後の傷の問題もあります。さらに術後の再発の可能性も高いので、その点をご留意いただきたいと思います。

 手術以外にも液体窒素療法やCO2レーザー焼灼などが用いられることも多いです。総合病院では皮膚科を受診することをお勧めします。

★ この記事を書いた先生 ★

浜松医大 皮膚科病院講師 島内隆寿
★ 出典 ★

静岡新聞 夕刊『診察室』 [2017年5月23日]
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