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診察室

顔のいぼ治療後、黒ずむ(2017/5/23 17:00)
浜松医大 皮膚科講師 島内隆寿
浜松医大 皮膚科講師 島内隆寿

32歳の女性。一昨年の10月、顔の左右のこめかみと首にいぼができ、皮膚科を受診したところ、ウイルス性のいぼと診断され、液体窒素を患部に当てる治療をしました。昨年11月ごろから治療部分が黒ずんで、しみのようになってしまいました。顔なので気になります。主治医に尋ねましたが理由は分からないと言われました。

 昨年10月から薬が変わり、フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム10ミリグラム(商品名ワカデニン腸溶剤)、トラネキサム酸錠250ミリグラムなどと、治療当初から継続して尿素クリーム20%も処方されています。どうしたら改善しますか。

【答】
■美容的治療が効果示す場合も
 皮膚科医の診察でウイルス性いぼと診断され、液体窒素による治療を受けたということですので、診断や治療については問題ないかと思われます。

 液体窒素治療後に皮膚の色が黒ずんでしみのようになったということで、炎症後の色素沈着を来していると想定されます。その炎症後色素沈着に対して、主治医の先生はさまざまな治療を試したようですが、なかなか改善に乏しいということが分かります。

 炎症後色素沈着は治療しても改善が乏しいですが、半年~1年で自然に消退する可能性もあります。一方、早く軽快させたい、あるいは治療抵抗性の炎症後色素沈着に対しては、ハイドロキノン、レチノイド、高濃度ビタミンCなどの外用薬が効果を示す場合があります。

 しかし、美容的な治療になりますので、保険適用がありません。現在の治療でも改善傾向が乏しい場合は、こうした薬剤を取り扱っている皮膚科に相談されるのも良いかもしれません。


★ この記事を書いた先生 ★

浜松医大 皮膚科講師 島内隆寿
★ 出典 ★

静岡新聞 夕刊『診察室』 [2017年5月23日]
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いぼ 浜松医大 島内隆寿

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