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診察室

骨粗しょう症、歯ももろくなる?(2017/4/25 17:00)
県歯科医師会 生涯研修部員 宇佐美浩昭
県歯科医師会 生涯研修部員 宇佐美浩昭

58歳の女性。先日、骨粗しょう症と診断されたのですが、歯への影響が心配です。歯もボロボロになってくるのでしょうか。

【答】
■歯周病と密接な関係、定期的に受診
 骨粗しょう症になったとしても、歯がボロボロになることはありません。骨密度が体格を維持できるレベル以下に低くなり、骨折の危険性が増した状態を骨粗しょう症といいます。骨の中がスカスカのスポンジのような状態になって骨がもろくなる病気です。

 歯に関しては、一度できあがった歯のカルシウムが出たり入ったりすることはありませんので、ボロボロになることはありません。

 ですが、歯を支えている土台、歯槽骨[しそうこつ]は骨ですので、骨粗しょう症と歯周病には密接な関係があります。歯周病は、口の中の歯周病菌が歯槽骨を破壊して歯が動くようになってしまう病気で、骨粗しょう症の人は、そうでない人の1・8倍、歯周病を発症する率が高いと報告されています。

 歯周病の予防には、毎日の歯みがきと定期的な検診が重要です。心配な方は近くの歯科医院にご相談ください。受診の際は、骨粗しょう症であることを申し出てください。


★ この記事を書いた先生 ★

県歯科医師会 生涯研修部員 宇佐美浩昭
★ 出典 ★

静岡新聞 夕刊『診察室』 [2017年4月25日]
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骨粗しょう症 県歯科医師会 宇佐美浩昭

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