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診察室

貨幣状湿疹が再発(2016/4/25 17:00)
浜松医大 皮膚科講師 藤山俊晴
浜松医大 皮膚科講師 藤山俊晴

20歳の男性。昨年、足のかゆみで皮膚科を受診したところ、貨幣状湿疹と診断され、塗り薬を処方されました。きれいに治りましたが、今年になって再発しました。温まるとかゆくなります。どうしたら完治しますか。

【答】
■ステロイド剤で徹底治療 乾燥防ぐスキンケア重要

貨幣状湿疹は、小さなぶつぶつした皮疹[ひしん]が集まって円形の湿疹病変を形成する疾患で下肢によく見られます。その原因は、皮膚の乾燥、接触アレルギー、下肢静脈瘤[りゅう]、細菌感染などさまざまです。特に若い方では、アトピー素因を基盤に持つ患者さんもいます。

かゆみや皮疹はステロイド外用剤に反応して改善しますが、条件がそろうと再発することがあります。前述の原因の中で、多いのは皮膚の乾燥によるものです。特に冬季は皮膚が乾燥しやすいので、遺伝的・体質的に皮膚の乾燥しやすい方では、冬に繰り返すこともあります。一度発症してしまうと、かゆみが続き、かくと症状は悪化します。

まずはステロイド外用剤などで、皮疹がスベスベになるまで治療しましょう。その後、再発しにくくするためには、入浴時に低刺激のせっけんを使う、入浴後に保湿剤を塗るなどのスキンケアが重要です。

接触アレルギーが原因として疑われる場合には、パッチテストなどでアレルゲンを同定できる可能性があります。貨幣状湿疹に似た外観で別の病気もあります。皮膚科の主治医の先生にご相談ください。

★ この記事を書いた先生 ★

浜松医大 皮膚科講師 藤山俊晴
★ 出典 ★

静岡新聞 夕刊『診察室』 [2016年4月25日]
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湿疹 浜松医大 藤山俊晴

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