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診察室

感音性難聴と診断される(2016/3/1 13:45)
県立総合病院 頭頸部 耳鼻咽喉科医長 木谷芳晴
県立総合病院 頭頸部 耳鼻咽喉科医長 木谷芳晴

52歳の女性。右耳が詰まったような感じがしたので、耳鼻科で聴力検査をしたところ、感音性難聴と診断されました。週に1度、通院して聴力検査と服薬を3カ月続けましたが治りません。薬のせいか、体重が5キロ増えました。
【答】
■めまい、耳鳴りするなら精密検査を

耳から入った音は、外耳、中耳、内耳、聴神経、脳へと順に伝わり音として認識されますが、内耳から脳までの間で音の伝わりが障害を受けると感音難聴を来します。その原因としては、加齢や過大音響、薬物、腫瘍によるものなどがあり、原因不明のものとしては突発性難聴があります。

 感音難聴はいったん起こると治療が難しく、発症早期の治療が重要になります。治療はステロイドや末梢[まっしょう]循環改善剤、ビタミン剤などの薬が使用されます。特にステロイドは炎症を抑える作用があり、中心的な薬剤として使用されます。ステロイドは短期間使用することが多いですが、長期に使用すると、感染症や骨粗しょう症、糖尿病が悪化したり、食欲が増して体重が増加したりすることもあり、注意が必要です。

 質問では難聴の程度や難聴の型が分かりませんが、耳が詰まった感じがする場合は低い音の難聴が多いです。めまいや耳鳴り、聞こえにくさが変化したりするでしょうか。めまいを伴ったり、難聴が変動したりする場合はメニエール病のこともあるため、一度精密な検査をされてはいかがでしょうか。

★ この記事を書いた先生 ★

県立総合病院 頭頸部 耳鼻咽喉科医長 木谷芳晴
★ 出典 ★

静岡新聞 夕刊『診察室』 [2016年3月1日]
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難聴 県立総合病院 木谷芳晴

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