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診察室

後鼻漏、薬飲んでも治らない(2016/1/13 13:15)
県立総合病院 頭頸部・耳鼻咽喉科医長 木谷芳晴
県立総合病院 頭頸部・耳鼻咽喉科医長 木谷芳晴

71歳の男性。毎日、後鼻漏[こうびろう]が喉の奥を流れ、日中や深夜、食後などに苦労しています。クラリスロマイシン、カルボシステインを処方されましたが治りません。

【診察室】 風邪の後、においが分からない

【答】
■炎症の有無など詳しく検査を

鼻水が喉の奥へ流れることがありますが、これを後鼻漏といいます。正常でも鼻水はのどの奥へごく少量流れています。しかし、その量が増えたり鼻水の粘りけが強くなったりすると、喉を刺激してせきが出たり痰[たん]がからんだりと、喉の不快感を生じるようになります。

 鼻水が増える原因としてはアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎[ふくびくうえん]がありますが、後鼻漏の原因として最も多いのは副鼻腔炎になります。鼻のつきあたり(上咽頭)の炎症で後鼻漏を来すこともあります。また、炎症がないのに鼻水が出る場合があり、老人性鼻漏といいます。これは加齢により鼻の粘膜が萎縮することで、水分が粘膜から吸収されずに鼻の中にたまり鼻水として出るものです。

 治療としては、副鼻腔炎の場合、少量のクラリスロマイシンを長期間服用します。薬で症状が改善しない場合は手術を行うこともあります。薬の治療や手術以外の方法として、鼻を塩水で洗う鼻洗浄(鼻うがい)が有効なこともあります。まずは副鼻腔炎などの炎症がないかどうか詳しく検査してはいかがでしょうか。

★ この記事を書いた先生 ★

県立総合病院 頭頸部耳鼻咽喉科医長 木谷芳晴
★ 出典 ★

静岡新聞 夕刊『診察室』 [2016年1月13日]
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鼻水 県立総合病院 木谷芳晴

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