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診察室

大動脈石灰化症と診断される(2015/7/1 17:00)
浜松医療センター 循環器内科 小林正和
浜松医療センター 循環器内科 小林正和

60歳の女性。昨年、大動脈石灰化症と診断されました。動脈硬化の検査も受けたところ、ぎりぎり正常範囲でした。降圧剤は昨年5月から服用してます。治ることはないと聞きましたが、悪化させないためには何に気を付けて生活したらいいですか。


【答】
■高血圧や肥満は悪化要因 バランス良い食事、運動を

大動脈は、心臓から全身に血液を運ぶ動脈の幹にあたる脈管です。動脈硬化のため動脈壁の内側にカルシウムがついて硬くなってしまう現象を動脈の石灰化といいます。大動脈の石灰化は検診でも行う胸部エックス線写真やCT、超音波などの画像検査で確認することができます。

動脈硬化は血管の老化現象であるため、年齢を重ねるに従い徐々に進行してしまうのはやむを得ません。とはいえ、高血圧、脂質異常(コレステロールや中性脂肪)、糖尿病、喫煙、肥満などは動脈硬化を悪化させる原因(危険因子)となりますので注意する必要があります。

質問の方が受けたのは、手足の血圧を測る脈波伝播(でんぱ)速度検査と推測されますが、結果からは動脈硬化の程度も年齢相応のようですので特に心配することはないと思われます。ですが、降圧剤を服用されていますので、塩分、動物性脂肪を控えたバランスの良い食事や、ウオーキングなどの運動といった日ごろの生活習慣に注意しながら、高血圧症の治療を継続することはとても重要です。前に挙げた他の危険因子のコントロールも含め、主治医の先生ともよく相談してみてください。


★ この記事を書いた先生 ★

浜松医療センター 循環器内科 小林正和

★ 出典 ★

静岡新聞 夕刊『診察室』 [2015年7月1日]

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大動脈石灰化症 浜松医療センター 小林正和

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