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聴く−音と暮らす癒しのハーモニー−
vol.07
300年以上の歴史を誇るクラシック音楽、貧困や苦境から生まれたジャズ。若者を象徴するロックや、オシャレアイテムともいえるクラブミュージック。いつの時代も人々の周りには音楽が存在しています。いまもなお音楽が消えないのは、人々が音楽のもたらす癒しや幸福感を求めているからではないのでしょうか。
さまざまな音楽のなかでも、この数年、熱い人気を集めているクラシック。 2006年はモーツァルトの生誕250周年という記念の年ということで、今年はますますクラシックに触れる機会も増えそうです。いまこそ、クラシックを愉しむ生活をはじめてみませんか。
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いまだからこそ、聴くクラシック
ここ数年、ブームになっているクラシック。テレビからも頻繁にクラシックが流れているので、実感している人も多いのではないでしょうか。
ヒットソングの原曲や、CM、ドラマ主題歌にも多く使われたり、2005年に発売された名曲ばかりを集めたコンピレーションアルバムが空前のヒットを記録するなど、いまクラシックが熱い人気を集めています。
これまで、敷居が高い、難しいという理由から、一般の人には敬遠されがちだったクラシックがなぜ人気を集めているのか。理由は、身近な存在になったことだといわれています。
CDの価格やコンサートのチケット料金が手頃になったことや、気軽に入れるカジュアルなコンサートが増えたこと。さらに、タレント顔負けのルックスと国際レベルの実力を兼ね備えた若手アーティストが台頭し、テレビ番組やCMに登場することでクラシックを身近に感じさせてくれました。
そして、もうひとつの理由は、クラシックが持つ「癒し」効果。こんな時代だから、やさしく心の心底までしみわたるクラシックは、聴けば聴くほど心が癒されそう。 最近、スローライフを取り入れた暮らしが注目されていますが、クラシックこそまさにスローミュージック。たまには家族揃って、ゆったりと聴くのもよいですね。


家で愉しむクラシック
ホテルやレストラン、公共施設のBGMでよく耳にするクラシック。苦手な人は多いようですが、なぜか嫌いだという人が少ないのもクラシックの特徴のひとつでしょう。だれにでも自然に受け入れられる音楽だからこそ、暮らしのなかで聴くにはぴったりな音楽だといえます。
すっきりした気分で目覚めたい朝や、リラックスして眠りたい夜。その日の天気や、その時の気分、お客様をもてなす空間や読書のひとときなど、生活のさまざまなシーンに合わせて選曲するのが愉しむためのコツ。お気に入りの曲をいくつか用意しておきましょう。そんな時、役に立つのが名曲集や、テーマで選曲されたコンピレーションアルバム。特別好きな作曲家や好きな曲がない人、これからチャレンジする初心者の人は、これらのCDを参考にするのがおすすめです。
そして、「もう少し深く、幅広くクラシックに親しみたい」と、レベルアップを図るのなら、作曲者の生い立ちや、曲が生まれた時代背景を紹介している書籍なども参考にしてみては?作曲者が生きた時代、経験した音楽が作品を通じて理解できます。とにかく、あまり難しく考えず、「今日は何を着ていこう」。そんな、洋服を選ぶような気軽な感覚で、クラシックを取り入れた生活を愉しんでみましょう。


すべてが天才的!生誕250周年を迎えるモーツァルトに注目
今年、生誕250周年というアニヴァーサリー・イヤーを迎え、注目を集めている偉大なる作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。18世紀末のオーストリアで活躍したモーツァルトの音楽は、長い年月を経た今も様々なアーティストの演奏を通して、未だに色褪せることがありません。そんなモーツァルトの作品は、オペラから室内楽に至るまで多彩。16歳の時にザルツブルクで書いたイタリアの影響の強い、明るい、走るような楽想が特徴的な『ザルツブルク・シンフォニー』や、ベートヴェンも気に入ったという『ピアノ協奏曲第20番』、世界の歌劇場での上演が毎年必ずベスト5に入る人気作『ドン・ジョヴァンニ』など、完成度の高い作品はまさに天才の偉業。必ず聴いておきたい代表的な作品です。
そしてもうひとつ、ジャズファンからも注目されているのが、モーツァルト生誕250周年にあわせて発売された『モーツァルト・イン・ジャズ』。これまでクラシック楽曲のジャズアレンジは数えられるくらいしか音源化されていませんでしたが、今回、レイ・ケネディ・トリオがモーツァルトの楽曲に着眼し、チャレンジしたという作品です。
クラシックの音楽として、唯一音楽療法にも取り入れられているのがモーツァルトの音楽。明るく軽やかなメロディは、“聴くくすり”のごとく、これから迎える梅雨のもやもやした気分を解消してくれるはず。
記念の年にちなみ、モーツァルトの音楽で心と体が潤う生活をはじめてみましょう。
   

取材協力:株式会社 すみや
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