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The SHIZUOKA LIFE
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こだわりの特集
Vol.09
スポーツの秋、芸術の秋、そして“食欲の秋”。さまざまな秋の味覚を思う存分楽しめるこの季節ですが、どんなに高価な食材も「おいしい」と感じて食べなければ、なんだか味気ないものになってしまいます。味はもちろん、盛り付け、全体の色どりから食卓に向かう気持ちまで、様々な要素が重なり合い「おいしい食卓」が完成します。料理の栄養的なバランスはもちろんのこと、雰囲気や目で楽しむ「食卓」の演出法を考えてみましょう。
食にこだわる
「音」とは? バックナンバー

盛りつけのカラーコーディネート
食べ物がおいしいかどうかの判断は、舌(味覚)が果たす役割は10〜20%ほどしかなく、80〜90%は目(視覚)によるものだといわれています。ですから「おいしい食卓」を演出したいなら、料理をいかにおいしく見せるかがポイントになるでしょう。お弁当のなかに『緑・黄・赤・白・茶もしくは黒』の5色があれば色彩はもちろん、栄養も片寄らない理想的なお弁当に仕上がるという話しを聞いたことがありますか。毎日の食卓も同じで、大事なのは色とバランス。白米やパンの白色、肉や魚の茶色、野菜の緑や赤、卵の黄色などテーブルの上に並んだ料理の彩りが豊かだと見た目もきれいだし、栄養のバランスも自然とよくなるのです。
    テーブルコーディネートの基本は使う色を3色以内におさえる事だといいますが、料理に関しては、反対に色をできるだけ多くしたほうが、食べ物をよりおいしく見せることができます。白いお皿にのった黄色いオムライスに赤いケチャップをかけ、さらに緑のパセリをつけ合わせるとよりおいしく感じられませんか。「赤」「黄」「緑」「白」「黒」の5色をバランスよく配色すれば、食欲を刺激し、目にも「おいしい食卓」が完成します。お皿の上が何となく寂しいときは、盛り付けに反対色をもってきてみましょう。グリーンサラダにプチトマト、ステーキにクレソンなど何気なく付け合わせとして添えているものも、色の心理的効果から理にかなっています。赤と緑は、おたがいの色を引き立てる補色の関係ですから、料理をより華やかに演出することができるのです。

食卓に彩りを〜テーブルウェア〜
食卓の印象を決める大きなポイントになるテーブルクロスとランチョンマット。なんとなくさびしい食卓もテーブルクロスひとつで華やいだ雰囲気になるから不思議です。食卓の大部分を占めるテーブルクロスの色は、料理が負けてしまうような強烈な色は避け、ピンクやクリームなどの暖色系の色を選びましょう。ランチョンマットはテーブルクロスのアクセントとして食卓に表情をつくることができます。余った布を利用して簡単につくることができますから、何種類か用意して、料理やそのときの気分に合わせて自由に使い分けてみてはいかがですか。

TPOにあわせたあかり
肉や煮物、みそ汁など食卓にのる料理はオレンジなどの暖色系の色が多いですね。これらの料理をよりおいしく見せるには「白熱灯」が適しています。陰影が出やすいあかりである「白熱灯」は、光が器やソースなどに反射して艶や光沢を生み、より立体的に料理を演出することができます。また、ぬくもり感のある赤みがかった光が、肉料理やイチゴ、トマトなどの赤みをより鮮やかに引き立たせてくれます。"食事のあかり"はもちろん、食卓でのいろんなシーンを盛り上げたいなら、「白熱灯」と「蛍光灯」の2つの光源を組み合わせてみましょう。お酒をかたむけたり、ゆっくりと語らうくつろぎのひとときには「白熱灯」、グラスのきらめきや人の表情、料理の豊かな陰影が楽しめます。手紙を書いたり、家計簿をつけたり、時には子供が宿題をしたりと食事以外の目的で使う時は、さわやかで快適な明るさの「蛍光灯」を使いましょう。

食の話
「赤」「黄」「緑」「白」「黒」「橙」「茶」と食物にはさまざまな色がありますが、なかなか見かけない色もあります。何色だと思いますか。答えは「青」。鮮やかなブルーの食材といって何か思い浮かぶものはありますか。「青」や「紫」系の色は青カビや食物が腐敗した色と似ているため、食に関してはあまりいいイメージはありませんが、決して食に無関係な色ではありません。「青」は空や海の自然の色で、オープンカフェやアウトドアでの食事はとてもリラックスでき、会話もはずみます。ですから食事の場に自然界の「青」を取り入れることは、私たちの心と身体にとって、とても大切なことなのではないでしょうか。天気や景色が良ければ積極的に屋外へ出て、「青」を取り入れた食事タイムを楽しみたいですね。
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