アットエス
広告自由自在!アットエスのHotNews![PR][アットエス編集室/静岡市駿河区登呂]
広告が自由に書き換えられて、なんと月々6,300円〜!
静岡県のくらし情報はここでゲット

英語がわからなくても、歌詞の意味が分からないのに心に響いてくる…。ジャズ・ボーカリスト[チャリート]の歌にはそんな不思議なチカラがある。今回、「ハママツ・ジャズ・ウィーク」を前に、当日のステージについて、また、チャリートのジャズについてお話を伺った。


表現力の歌姫 チャリート!


 「ハママツ・ジャズ・ウィーク」について
―: 前回は2006年のヤマハ・ジャズ・フェスティバルに出演されましたがその時の感想は?
チャリート: 前回は佐藤允彦さんのスペシャルビッグバンドで非常に珍しいイベントでした。フィル・ウッズさんがゲストに入ってすごく楽しかったですね!
―: あれから今までの3年間、チャリートさんのなかで何か変化はありましたか?
チャリート: 特別大きな変化があったというより、毎年、何か展開してますね。3年前といえば、『ニカス・ドリーム』をリリースした年で、その後はフランスに渡って、フランスのジャズ・ミュージシャンとレコーディングをしました。作品としては[ミシェル・ルグラン]とアルバムを制作しましたね。
―: ルグラン氏との制作で得たものは? 

とにかく成長できましたね。だって、[ミシェル・ルグラン]といえば世界的に有名な音楽家。クラシックもジャズも全て知っている方なので、彼の存在自体が大きくて、彼と一緒にアルバムを作れたことが、最大の喜びでした。レコーディング中の私は音楽を通じて言いたい気持ちをそのままみんなに伝えていこうとしていました。とにかく、表現することに一生懸命でした。


ジャズって瞬間の音楽でしょ?彼と一緒に演奏して、「あっ、これだ!」っていうその時に感じたものを表現できたこと、その体験ができたことが、私にとってすごく自信になったし、あのとき自分が大きくなったと思いましたね。
―: チャリートさんの表現力は高く評価されていますが、ルグラン氏のときと同じように、これまで会った人たちとの出会いが影響しているのですか?
チャリート: そうですね。もともと私は感動しやすくて、その場で感じたものを返すという表現の人なんです!それが私の“ギフト”だと思って、いろんな形で表現できることが幸せだと思っていますね。
―: ギフトとは?
チャリート: ギフトというのは、“天から授かったもの”という意味。また、みんなを包みこむという意味でもあるんですよ。
―: 今回の、ハママツジャズのステージですが、もうメンバーの方たちと当日の構成について考えていることはありますか?
ミュージシャンはその場にならないとわからないんです(笑) 当日のお客さんの様子を見ながら、その雰囲気に応じたものを演奏する。曲は決めおくけど、細かい進行については決めていません。たぶん、アルバム『チャリート with マンハッタン・ジャズ・オーケストラ/ニカズ・ドリーム』が中心になるかな…。それと、[ミシェル・ルグラン]との『ウォッチ・ホワット・ハプンズ』からも少し加え、あとは小編成のトリオとか、入れてみようかと…。

―: 今回は何曲くらい演奏する予定ですか?
チャリート: インストを2曲、ボーカルの入った曲が5〜6曲くらい、それと小編成の曲があったり、ビッグバンドの曲もあったり…。
―: チャリートさんなりに「こんなふうにしたい!」という構想は?
チャリート: ステージでは、ちゃんと伝わるように…、どんな曲でもお客さんが知らない曲でもちゃんと伝わるように歌わないと音楽とは言えないって思っています。だから、今回も伝えることを大切に歌いますね。
―: スタンダードやボサノバ、ポップスなど、いろいろやりますか?
チャリート: 私のレパートリーはアレンジがいろいろ。ジャズだけど、スタンダードをやったり、ボサノバだったり…、ジャズは「遊び」という意味で捉えているので、いろんな材料を入れて自分の味つけをして、ホント、料理するのと同じ感覚なんですね!
―: 今回の聴きどころは
チャリート: 私!(笑) 私の歌に対するエッセンスが伝わっていけばいいな、と思っています。
自分がビッグバンドを引っ張りながら、ビッグバンドと一緒に音を作っていきたい。バッグがビッグバンドじゃなくて、ビッグバンドもメイン、ボーカルもメイン、一緒に音を作ってるというのが聴きどころです!

 ジャズの魅力は?
―: ジャズライブの魅力は?
瞬間に生まれる音楽。そのとき感じたものをみんなが表現し合い、全てのエレメントが合体した、その場でしか生み出せないそのときだけの演奏ですね!
レコーディングスタジオでやるときはそれが出にくいんですよ。みんな正しくきれいに作ろうとするから…。
失敗しようが、とにかくその雰囲気で自分の気持ちを出してお客さんの気持ちも受け取って盛り上げて作っていく、それがライブの魅力ですね。
―: ジャズボーカルの魅力は?
チャリート:: 声は一番自然な楽器だから、一番伝わりやすいと思うんです。でも、意味がわかっていて歌うのと、意味が分からずに英語の歌詞をメロディに乗せて歌っているのとでは、伝わり方が全然違う。
よくお客さんから、「英語はわからないけど、チャリートが歌うとすごくよく伝わる」って・・・。だから、音楽って不思議な力ですよね?
ボーカルは演技をしなきゃいけない。曲に入り込んで、曲に命を吹き込むという気持ちがないと、口先の歌になっちゃうんだよね。私は本当に全身で歌ってます。ぜひステージを見て感じてほしいですね。

 アルバム『ウォッチ・ホワット・ハプンズ』について
―: ルグラン氏と制作された『ウォッチ・ホワット・ハプンズ』の聴きどころは?

全部なんです(笑)。特にお気に入りは1曲目の「ウォッチ・ホワット・ハプンズ」。最初はこの曲がメインではなかったんですけど、あまりにも出来がステキだったので…。「こんなにも素晴らしい曲だったんだ!」って改めて感じましたね。
ルグランの曲は昔から大好きで、特にメロディの展開の仕方がたまらなく好きですね!そして、歌詞も本当にきれいで…。今回のレコーディングでは、全曲喜んで歌いました!

聴きどころとしては、美しいメロディかな。それから、ミシェルが直接デュエットをしてくれた3曲。彼がデュエットをすることは非常に珍しいことで、それが3曲もあるというのも大きな魅力。特に8曲目の「愛し合うとき」は、実は私もフランス語で歌っているんです。たぶん、後にも先にも、フランス語で歌うのはこれ1曲だと思いますけど…(笑)。ルグランのピアノもとてもステキです!

―: ルグラン氏とデュエットできたときの感想は?
チャリート: 音楽の天国!一緒にできたことは、私がミュージシャンの一人と認められたことだと、そう思うと本当に感激です。
譜面は当日書いてくれたんですが、スタジオに入ってきて、「さあ、何やろうか?」ってところから始まって…。 実は私も譜面を用意していたのですが、ミシェルはマエストロだから、さすがに見せられなくて、歌える曲をピックアップしたセットリストを見せたら、その場でさっと書いて、コピーとって、演奏しちゃったんです。

レコーディングは主にパリでやったのですが、何曲かは[ロシュフォール]でやったんです。「ロシュフォールの恋人たち」(映画)のあの映画の広場から5分くらいのところに昔、映画館があって、それが今レコーディングスタジオに改装されていたんですね。本当に偶然だったのですが、今思うとすべてがミシェル・ルグランだったわけです!
そんな、いろいろなエピソードが詰まったこのアルバム『ウォッチ・ホワット・ハプンズ』。ぜひ、たくさんのみなさんに聴いていただきたいですね!


 
チャリート

■チャリート
PROFILE

1990年に初アルバムをリリース、スイングジャーナル誌批評家投票、日本ジャズメン・女性ボーカル部門の1位。「モントリオール・ジャズフェスティバル」、「日野皓正エイジアン・ジャズ・オールスターズ/ワールド・ジャズ・オールスターズ」、「北京国際ジャズフェスティバル」、「アトランタ・ジャズフェステイバル」「ポーランド・ジャズフェスティバル」などアメリカ、ヨーロッパ、アジアで活躍。ハービー・ハンコックプロデュース「東京JAZZ 2005」にも出演。

チャリートの印象的で力強い声は、その歌唱力でスタンダードジャズからボサノバ、ラテン、アップビートでファンクな曲までカバーし、そのきびきびした歌い方は、幅広い層の人々の心をがっちり掴んでいる。ステージでの彼女の感情のこもった歌唱とその豊かな表現力が、聴衆に深い共鳴を与えているが、スイングジャーナル誌でも度々「日本で一番巧いジャズ歌手」と評されている程である。

現在12枚のアルバムを発表しているが、2004年ブラジルの巨匠イヴァン・リンスと共演したアルバム「ノン・ストップ・トゥ・ブラジル」で、また 2006年デビッド・マシューズ率いるマンハッタン・ジャズ・オーケストラとの「ニカズ・ドリーム」でスイングジャーナル主催ジャズ・ディスク大賞ボーカル賞を受賞。2008年8月、フランス映画音楽界の巨匠ミシェル・ルグランと共演したアルバム「ウォッチ・ホワット・ハプンズ チャリート meets ミシェル・ルグラン」をリリース。ルグランとの貴重なデュエットナンバーも入り、「シェルブールの雨傘」、「ロシュフォールの恋人たち」、「おもいでの夏」などルグランメロディ満載のゴージャスなアルバムに仕上がっている。心に染み入る、深く広く豊かに歌い上げるその歌声は、国内外を問わず常に多くのファンを魅了し続けている。



Live Info
 
5/28 The 18th ハママツ・ジャズ・ウィーク
〜ライブハウス イン アクト〜
"チャリート meets BLUE NOTES
Featuring 原 朋直"
6/5 NARU (お茶の水)
6/6 NAGOYA Blue Note (名古屋)
6/8 〜15,6/12 マニラ
6/19 BODY & SOUL (南青山)
6/20 〜25 サンフランシスコ
6/27 SOMETIME (吉祥寺)

■ALBUM


『ウォッチ・ホワット・ハプンズ』チャリート meets ミシェル・ルグラン
DDCJ-1006/
2,800円(税込)

フランス映画音楽界の巨匠ミシェル・ルグランとの素晴らしい出会いによって生まれた最新アルバム。名画のテーマソングともなった「シェルブールの雨傘」、「風のささやき」、「おもいでの夏」などが収録されています。特に聴きごたえがあるのは、チャリートとミシェルのヴォーカルデュエットが実現した「愛さえあれば」。バッキングのピアノ、二人のグルーヴ感あふれるサウンドが魅力です。 「シェルブールの雨傘」も必聴です。チャリートのボーカルとベースで、囁くように歌が始まり、ピアノ、ドラムへと展開していきます。ほんのり切なさが漂うテイストが絶妙。中間部に登場するチャリートのスキャットもお聴き逃しなく!!


「Nica's Dream」
2006年6月21日発売
2800円(税込)




チャリート オフシャルサイト
http://www.charito.com/_japanese/indexJ.html


動画メッセージ
   766K(BB)  
ミュージック@S
独占!

身振り手振りでジャズへの思いを熱く語ってくれたチャリートさん。メッセージはコンパクトですがステージはグレートです♪

 

,

アットエスとは?ご利用の注意事項個人情報の取り扱いリンクについて広告掲載について問い合わせ
アットエスは、静岡新聞社アットエス編集室が提供・運営しています。「アットエス」は静岡新聞社の登録商標です。
Copyright(C) The Shizuoka Shimbun. All rights reserved.
アットエスに掲載の記事・写真および図版の無断転載を禁じます。すべての著作権は、(株)静岡新聞社・静岡放送(株)に帰属します。