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1980年代を駆け抜けた超人気バンドのヴォーカルを経て、ソロシンガー、CGアーティスト、プロデューサー、俳優etc…、今や、ミュージシャンという枠に留まらず 多方面でその偉才を放っている。
現在、活動20年を越えた藤井フミヤに、自身が捉える「音楽の存在」をうかがうとともに、9月20日に控えた静岡公演、静岡に対する思いなどインタビュー!フミヤから静岡のみなさんに向けたスペシャルメッセージも映像で配信!

藤井フミヤインタビュー!

6月19日から、約4ヶ月に渡る藤井フミヤの夏のコンサートツアーが始動。今回、Newアルバム『Cloverfield』を引っさげ、大分を皮切りに全国約19箇所29公演を巡る。注目の静岡公演はツアー後半にあたる9月20日。ライブのコンセプト、見どころ聴きどころなどフミヤ本人にうかがった。

Q:

今回のコンセプトについて―。

フミヤ:

「ロスで考えたんだけど、何か爽やかじゃない?このアルバム。この雰囲気のままライブやってもつまんないし、何ならバカ騒ぎしたいかなーって。それで思いついたのが“刑務所”!(笑)“刑務所パーティー”をイメージしたら、舞台セットが面白そうとか、ドリフのギャグとか囚人服着てやるとか、どんどん浮かんできちゃって…。いろんな意味で面白そうだったからスタッフに話したら、「面白そうじゃん」って。それで、「ジェイルハウスパーティーでいくから、ポスターよろしく!」って日本に電話した(笑)」

Q:

どんなライブをイメージしていますか?
フミヤ: 「みんないろんなルールっていう檻のなかでがんじがらめじゃん?人間としてのルール、法律、会社、学校、恋人同士のルールとか…。だからこの、ライブの空間だけは牢獄を出てバカ騒ぎする。そんな感じになるといいかな」
  「とにかくストレス発散!子守とか、旦那の世話とか…現実的な日常を忘れて、みんなストレス発散したいのよ(笑)だから、よくライブでメッセージを伝えるとかいうけど、そういうのはナシ!メッセージやニュースは静岡新聞さんで!(笑)俺の役目は現実の厳しいことから開放してあげることだから」

Q: 他の地域に比べ、静岡のライブはどうですか?
「静岡はびっくりするぐらい人がいる!何百人って時もあったよ。ブラッド・ピットじゃないんだけど、って感じだったよ(笑)そのぐらい不思議な盛り上がり方を見せるね。
とにかくライブはやりやすいね!」
Q: それじゃ、静岡はストレスたまっている人が多いんですかね?(笑)?
フミヤ: 「ハハハ!そうなのかな。でもストレス無さそうじゃん!この街!(笑)」
Q: 今回、静岡公演は9月20日となっていますが―。
フミヤ: 「じゃあ、その頃は完全に出来上がってるね。完成度の高いものをお見せしましょう!あと、ライブ初心者の方はまずはイエ〜イ!って叫んで弾けようね(笑)」
Q: 静岡といえば、これまで、イベントのプロデュースなど、何かと縁があるようですが―。
フミヤ: 「グランシップの柿落としとかやりましたね。天上の高いところだった事を覚えてます。CDも静岡で刷られてるし、年間10回は温泉に来てるし、ライブではいつも盛り上がってくれて、俺も楽しめるし。何か隠れた縁が深いよね、静岡は。」
Newアルバム 『Cloverfield』について。

 

Q

タイトルのネーミングは?

フミヤ:

「ロスに3週間滞在していたホテルの前の道“クローバーフィールドアベニュー”から。ちなみにジャケットはマネージャーが撮った写真。」

Q

ロスでレコーディングをした理由は?
フミヤ: 「ロスでのレコーディングは初めてだったんです。L.A.ロックをやろうっていうのが今回のコンセプトだったの。ウェストコーストサウンドみたいなのと最近のL.A.パンクをやろうって。だったらL.A.行ってとっちゃおうよって。」
Q L.A.ロック、L.A.パンクをやろうと思ったきっかけは?
フミヤ: 「ここ数年は夏と冬、2枚に分けてCDを作ってるんです。夏はスカッとロックテイスト!、冬はアリーナとかでデジタルサウンドのダンスビート!みたいな感じで、ライブもやってる」
  曲数もあえて8曲にした。最近多いじゃない?1枚15曲入りとか…。結構そういうのにうんざりしていて。その点、8曲位なら1曲1曲きっちり作れるし」
Q: 日本でのレコーディングと違うところは?

フミヤ:

日本人が向こうでレコーディングするんだったらあんまり変わらないけど、向こうのミュージシャンを使うと全然違う。やっぱ血の中にブルースだのカントリーだのロックだのが流れてる。生まれた時からそれしかないからね」
Q 想い出や、印象に残っていることは?
「スチールギターを使っている2曲目の『記憶』。ロスで2本の指に入るといわれているギタリストが弾いてくれたんだけど、レコーディング当日、スタジオに行ってみたらエントランスから屋上から、『記憶』が聴こえてくるわけ。開けたままとってたんだよね。ビール飲みながら最高気持ちよかったなー」

「『記憶』はアコギバージョンがオリジナルなんだけど、今回“イーグルスっぽい感じで録ろうよ”ってことで、とりあえずスチールギター入れたらこっちがメインになっちゃった!(笑)音が上がった瞬間、ウェストサイドコーストサウンドって感じになるんだよね!」
Q 曲作りについて―。
フミヤ: 「今回は曲作りが多かったね。レコーディングしている時、“この曲とこの曲はフミヤが書いたほうがいいよ”って言われて、それじゃあって。」
Q 歌詞では、いろんな方が参加されていますが―。
フミヤ 「何でもかんでも自分でやるとつまらない。1人分の人間のアイデアになっちゃうからね」
Q レコーディングはどんな感じでやられたんですか?
フミヤ 「レコーディングはワン、ツー、ワンツースリーで始まって、とったら終わり。セッションレコーディング。その時のノリでとったっていうパッケージだね。最高4テイク!あんまり唄うと、妙に慣れてきて、う〜う〜とか…変なこぶしがまわっちゃうんだよね。。(笑)だから新鮮なうちにとった!」
 

ミュージシャン、CGアーティスト、プロデューサー、俳優etc…、多岐にわたる活動と、原点である「音楽」の存在について―。

 

Q 活動内容について―。
フミヤ:

「音楽活動、CGアート、デザインもやるしプロデュースも。頼まれれば人の曲も書くし、そのぐらいかな。そういえば役者もやってたね」

Q

一番“核”になっている仕事は?
フミヤ: それはミュージシャン。でもあんまりミュージシャン気質じゃないから、音楽だけやってると飽きちゃうんだよね。だから、飽きたら次のことを、絵をやってみたり。でも絵も飽きんのよ。(笑)コツコツ、作業が地味で。そうするとみんなの前に出て、ワーって唄いたくなる!ほんとは人間一芸=スペシャリストに憧れるんだけど、今の仕事のバランスが俺には調度いいのかも」
Q 様々な活動を通じて得たものは?
フミヤ: 「想像力が広がるという意味ではどこかに繋がっていると思っています」
Q フミヤさんにとって、唄うこととは?

「唄は、CDというカタチでみんなの近くに、自然に生活の中に入り込んじゃうんだよね。昔から、宗教や革命とか、常に音楽は人間とともにあったし、多分、大衆を動かすようなものすごいパワーを持っていると思う。CDやレコードが無い頃、その土地の民謡は口伝えで覚えられているんだよね。それが本当なんだろうね。そんな耳に残る「ポップス」が作れるといいんだけど。
だから俺の曲は凄いサラウンドシステムのステレオからじゃなくて、ラーメン屋のラジオ、パチンコ屋、商店街なんかで普通に流れてきた時に心に響いて欲しい。だから大衆性がある「ポップス」を唄うんだよ」

そういえば前に、映画の中野裕幸監督が、「いいよなー、ミュージシャンは。映画なんて1時間半かけてやっと人を泣かせんのに、ミュージシャンはたった3分で泣かせるだろ?」って言ってたけど」
Q 9月26日でツアーが終了しますが、その後の予定は?
フミヤ: 「ツアー中、次の(冬の)レコーディングに入る予定です。それから、名古屋万博のプロデュースの仕事…。そして気がつけば冬のツアーって感じだろうね。」

静岡のファン、ミュージシャンへメッセージ―

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アーティストはやわかり
藤井フミヤ
笑顔がさわやか!

PROFILE
1962年7月11日、福岡県久留米市出身
血液型 A型

【1983年】 
チェッカーズのボーカリストとしてデビュー。
【1993年】
ソロミュージシャン・藤井フミヤとして始動。
【1995年】
9月、NYソーホーにて「FUMIYART 2 IN New York」開催。
【1996年】
ドラマ「硝子のかけらたち」で初出演。長野オリンピック冬季大会のカウントダウンTシャツのデザイン担当。 猿岩石シングル『白い雲のように』の作詞を手掛け、ミリオンセラー記録
【1997年】
時代劇のニューウェーブ版映画「サムライフィクション」出演。 プレイステーション用ゲームソフト3Dカレイドスコープ『BABY UNIVERSE』をプロデュース。日本人として初めてディズニー映画のテーマソングを唄う。(映画『ヘラクレス』テーマソング『Go the Distance』)、
パリのギャラリーにて10日間「Fumiyart in Paris」開催
【1998年】
大阪城ホールを皮切りに、藤井フミヤ・尚之との兄弟ユニット[F-BROOD]全国ツアー開催。
【1999年】
東京・広尾に「FUMIYART GALLERY」オープン。静岡[グランシップ]イベントプロデュース。初のフォトエッセイ「フミヤノート」発売。日本武道館にてカウントダウンライブ開催。
【2000年】
[FUMIYART GALLERY] で、「FUMIYA'S FUMIYART COLLECTION」開催。フミヤのイスコレクションをはじめ、計181点の私物公開。
【2001年】単行本『Feti Feti』発売。
【2002年】
ハウス食品『FIBER WATER』のCMキャラクターに起用。NYソーホーで「FUMIYART from TOKYO」開催。
【2003年】
プロデューサーに屋敷豪太を迎え。5作目となるアルバム『Cloverfield』を5/19発売。6/19から全国ツアースタート

フミヤ的雑学
『TRUE LOVE』

1993年11月に発表したソロ初の楽曲。ドラマ「あすなろ白書」の主題歌となり、200万枚のセールスを記録する。 「この曲にはお世話になりっぱなし。多分、藤井フミヤ死んだ後、思い出を語るって時は必ずこの曲が流れるだろうね。」と自身も語るくらい思い出深い曲。

FUMIYART

CGアーティストとしてのフミヤが、定期的に開催している個展。国内はもとより、NY、パリなど海外でも開催。

「FUMIYART GALLERY」

99年7月、東京広尾にオープンしたFUMIYART常設ギャラリー。このほか、若手アーティストの作品発表の場としても活用されている。


Information
<FUMIYA FUJII TOUR 2004 JAILHOUSE PARTY>
6/19(土) 大分グランシアタ

6/20() 熊本市民会館

6/22(火) 渋谷公会堂
6/23(水) 渋谷公会堂
6/26() 北海道厚生年金会館
7/3()  びわ湖ホール
7/5(月) 大阪フェスティバルホール
7/6(火) 大阪フェスティバルホール
7/9(金) 市川市文化会館
7/10() 市川市文化会館
7/18() 東京国際フォーラムホールA
7/19(月・祝) 東京国際フォーラムホールA
7/24() 香川県県民文化ホール
7/25() 高知県民文化ホール
7/30(金) 愛知県芸術劇場
7/31() 愛知県芸術劇場
8/1() 愛知県芸術劇場
8/16(月) 戸田市文化会館
8/25(水) 大阪フェスティバルホール
8/26(木) 大阪フェスティバルホール
8/28() 福岡サンパレス
8/29() 福岡サンパレス
9/4() 奈川県県立県民ホール※再追加
9/5() 神奈川県県立県民ホール※再追加
9/8(水) 大阪フェスティバルホール
9/9(木) 大阪フェスティバルホール
9/11() 広島厚生年金会館
9/15(水) 新潟県民会館
9/17(金) 大宮ソニックシティ 
9/18() 大宮ソニックシティ 
9/20(月・祝) 静岡市民文化会館
9/25() 仙台サンプラザホール
9/26() 仙台サンプラザホール
※詳細はオフィシャルサイトでご確認ください。

「Cloverfield」
AICL-1527/アルバム
価格:2,000円(税込)
今回、初のロスレコーディングで制作されたアルバム。制作期間約5週間!集中力、創造力を駆使した渾身のアルバム。80年代のLAロック&LAパンクテイストのご機嫌なサウンドが詰まっている。スチールギターを取り入れた『追憶』はフミヤもおすすめ!必聴です!!

藤井フミヤ 公式ホームページ
http://www.ffm.co.jp/

取材後記
こんがりとイイ色に焼けていたフミヤさん。
芸能活動20年を越えるいわゆる“ビッグスター”様(笑)なのですが、インタビュー中もそれ以外の時も、飾るところが無く、とても気さくな感じの方でした。(わりとのんびりとした感じでした〜)若い、バンド時代、テレビで拝見してたフミヤさんもカッコ良かったけど、今はいい感じに渋さが出ていて、(生意気言うようですみませんが)いい歳のとり方をしているなぁと思いました。音楽活動ほか、アートetc…、様々な活動経験がそのヒミツなのでは?と思いました。
  静岡ライブの際には、伊豆の温泉に立ち寄られるのでしょうか(笑)

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