静岡市葵区、伝馬町通り沿いにある『ベトナム料理 An Nam(アンナン)』。このお店は、フォーや春巻きなどのベトナム料理が味わえるお店だ。ベトナムの味を通じて、ベトナムのことを知ってもらいたいという思いから、代表取締役のレイ
ティ ホン ヴィンさんとグェン ティ ホン マイさんの二人が、このお店をオープンした。その思いは料理やお店の雰囲気からも感じられる。家具やインテリア雑貨もほとんどベトナムから持ってきたものと話すレイさん。女性客にも人気のお店で連日賑わいをみせている。
油をあまり使わず、野菜中心で味付けはさっぱりヘルシーなベトナム料理は、屋台料理のように庶民的で親しみやすい料理。ベトナムでは、パクチーなどの香草は、料理とは別にお皿に盛られ、自分で好きなだけトッピングできる。ここでも本場同様、香草の量を調整でき、自分の好きなスタイルで食べられる。レイさんは、来る人がベトナムのことを好きになるきっかけになればと、ひとつひとつ丁寧に対応をしてくれる。
店の入口は、歩道からスムーズに入れるよう段差をなくし、フラットに作られている。入口手前が少し傾斜になっており、入口扉に設置されているプッシュ式の自動ドアボタンは、車いすの方にはやや高い位置にあるので、注意が必要だ。
店内に入ると、温かみのあるダウンライトの照明が照らされ、落ち着いた雰囲気になっている。入って右手に茶色のダーク色のテーブル、イスが用意されている。クランク式の通路を進むと、予約席として利用されている高さ5センチ程の段差のあるテーブル席がある。少し奥へ入るとシェフ、グェン
ティ ホン マイさんが取り仕切る活気のある厨房がある。 テーブルは、幅(脚と脚の間)が約50センチと狭く、テーブルの向きを変えれば手動車いすの方でも入れるので、お店の方に伝えて向きを変えてもらおう。イスは座りやすくクッションがあり、ゆったりとしている。テーブルの横には、荷物が置ける籠が用意されているので、荷物を気にせずに居られる。メニューは文字のみなので、どんな料理かわからない時は、レイさんに気軽に声をかけて欲しい。トイレは、男女兼用の洋式(車いすの方には狭い)がひとつある。共用品なども揃っており、お箸は割り箸ではなく木で作られコーティングされたお箸が用意されている。お箸は、春巻きなどが食べやすいよう四面がカットされている。
おすすめの料理は何といっても、バンセオ。バンセオは、ベトナムのお好み焼きのようなもの。お米で作られた生地にエビ、豚、もやし、緑豆を加え、焼く。隠し味にウコンを使う。それをレタスなどに巻いて食べるのがベトナム流。メニューは、単品料理を好きなようにチョイスもでき、もちろんコース料理もある。単品メニューを選んだ時には、スタッフが気をきかせて食べやすい順番で出してくれるのでお任せして大丈夫。
レイさんは、「本場のベトナム料理と温かみのあるサービスを通じて、ベトナムのことを好きになるきっかけをつくりたい。そして静岡にいるベトナム人が故郷ベトナム料理が恋しくなった時に来られるお店を作っていきたい。」と、気軽で親しみやすいお店づくりを心がけている。食についても、ベトナムという土地が細長いということもあり、地方によって料理も様々。例えば、春巻きだと、中の具材が異なったりする。そこで春巻きフェアなどを開催してベトナムの様々な春巻きを堪能できるイベントも開催している。ベトナムについて興味のある方や、本格的なベトナム料理を味わいたい方には、おすすめのお店だ。 |
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| 新静岡センターとJR静岡駅北口より徒歩7〜8分程。伝馬町通り沿いある。自動車で来る人は近くにコイン駐車場があるのでそこを利用すると便利 |
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| 店内の通路幅は広く、車いすの方でも通りやすい |
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| テーブル幅は車いすの方にはやや狭い。テーブルの向きを変えれば入れるのでお店の方に伝えて変えてもらおう |
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| おすすめのパンセオ(1500円)。ベトナムのお好み焼きのようなもの |
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| 料理はもちろん、イベントを企画してベトナムの文化も伝えていきたいと話す、代表取締役のレイさん(左)とグェンさん(右) |
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