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だれとでも行ける飲食店情報
おいしいユニバーサルデザイン
巷では、雑誌やテレビなどでグルメ情報が氾濫していますが、そこで紹介されている内容からは、店内の段差や、通路幅など、障害を持つ方や高齢者などが、入店の可否を判断する情報を得ることができません。そこでこのコーナーでは、障害を持つスタッフが実際にお店を取材し、利用者の目線で施設内のバリアフリー状況や、“こころのユニバーサルデザイン”について取材し、入店の可否を判断できるような情報を提供します。ユニバーサルデザインの精神をもっと広めるために―。障害の有無を超え、様々な人がより共存できる社会を実現するために―。少しでもお役に立てれば幸いです。
ユニバーサルデザインとは?

本場の料理や、イベントを通じて、ベトナム文化が体験できる
画像ベトナム料理アンナン(静岡市葵区伝馬町)グルメ情報へサイン一覧
スタッフの対応: 良い ※5段階評価
入り口について
画像上下移動なし上下移動なし
画像段差なし段差なし※但しやや傾斜になっているので注意
画像入口幅 入口幅(75センチ以上)
店内通路・席について
画像段差なし 段差なし※一部段差あり
画像通路幅(75センチ以上)通路幅(75センチ以上)※若干狭いところもあり
画像テーブル席ありテーブル席あり
トイレについて
画像洋式トイレあり洋式トイレあり
→トイレ入口の写真を見る
→トイレの画像を見る
共用品について
画像フォークありフォークあり
画像スプーンありスプーンあり
画像割り箸あり 割り箸あり※木箸あり
画像取って付きコップあり取って付きコップあり
画像取り皿あり取り皿あり
→共用品の写真を見る
その他
画像補助犬の入店可補助犬の入店は快く受けます

静岡市葵区、伝馬町通り沿いにある『ベトナム料理 An Nam(アンナン)』。このお店は、フォーや春巻きなどのベトナム料理が味わえるお店だ。ベトナムの味を通じて、ベトナムのことを知ってもらいたいという思いから、代表取締役のレイ ティ ホン ヴィンさんとグェン ティ ホン マイさんの二人が、このお店をオープンした。その思いは料理やお店の雰囲気からも感じられる。家具やインテリア雑貨もほとんどベトナムから持ってきたものと話すレイさん。女性客にも人気のお店で連日賑わいをみせている。

油をあまり使わず、野菜中心で味付けはさっぱりヘルシーなベトナム料理は、屋台料理のように庶民的で親しみやすい料理。ベトナムでは、パクチーなどの香草は、料理とは別にお皿に盛られ、自分で好きなだけトッピングできる。ここでも本場同様、香草の量を調整でき、自分の好きなスタイルで食べられる。レイさんは、来る人がベトナムのことを好きになるきっかけになればと、ひとつひとつ丁寧に対応をしてくれる。

店の入口は、歩道からスムーズに入れるよう段差をなくし、フラットに作られている。入口手前が少し傾斜になっており、入口扉に設置されているプッシュ式の自動ドアボタンは、車いすの方にはやや高い位置にあるので、注意が必要だ。

店内に入ると、温かみのあるダウンライトの照明が照らされ、落ち着いた雰囲気になっている。入って右手に茶色のダーク色のテーブル、イスが用意されている。クランク式の通路を進むと、予約席として利用されている高さ5センチ程の段差のあるテーブル席がある。少し奥へ入るとシェフ、グェン ティ ホン マイさんが取り仕切る活気のある厨房がある。

テーブルは、幅(脚と脚の間)が約50センチと狭く、テーブルの向きを変えれば手動車いすの方でも入れるので、お店の方に伝えて向きを変えてもらおう。イスは座りやすくクッションがあり、ゆったりとしている。テーブルの横には、荷物が置ける籠が用意されているので、荷物を気にせずに居られる。メニューは文字のみなので、どんな料理かわからない時は、レイさんに気軽に声をかけて欲しい。トイレは、男女兼用の洋式(車いすの方には狭い)がひとつある。共用品なども揃っており、お箸は割り箸ではなく木で作られコーティングされたお箸が用意されている。お箸は、春巻きなどが食べやすいよう四面がカットされている。

おすすめの料理は何といっても、バンセオ。バンセオは、ベトナムのお好み焼きのようなもの。お米で作られた生地にエビ、豚、もやし、緑豆を加え、焼く。隠し味にウコンを使う。それをレタスなどに巻いて食べるのがベトナム流。メニューは、単品料理を好きなようにチョイスもでき、もちろんコース料理もある。単品メニューを選んだ時には、スタッフが気をきかせて食べやすい順番で出してくれるのでお任せして大丈夫。

レイさんは、「本場のベトナム料理と温かみのあるサービスを通じて、ベトナムのことを好きになるきっかけをつくりたい。そして静岡にいるベトナム人が故郷ベトナム料理が恋しくなった時に来られるお店を作っていきたい。」と、気軽で親しみやすいお店づくりを心がけている。食についても、ベトナムという土地が細長いということもあり、地方によって料理も様々。例えば、春巻きだと、中の具材が異なったりする。そこで春巻きフェアなどを開催してベトナムの様々な春巻きを堪能できるイベントも開催している。ベトナムについて興味のある方や、本格的なベトナム料理を味わいたい方には、おすすめのお店だ。
画像外観
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新静岡センターとJR静岡駅北口より徒歩7〜8分程。伝馬町通り沿いある。自動車で来る人は近くにコイン駐車場があるのでそこを利用すると便利

画像店内
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家具やインテリア雑貨など、ほとんどベトナムのもの

画像店内
店内の通路幅は広く、車いすの方でも通りやすい

画像テーブル高さ
テーブル幅は車いすの方にはやや狭い。テーブルの向きを変えれば入れるのでお店の方に伝えて変えてもらおう

画像パンセオ
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おすすめのパンセオ(1500円)。ベトナムのお好み焼きのようなもの

画像代表取締役のレイさんとグェンさんの二人
料理はもちろん、イベントを企画してベトナムの文化も伝えていきたいと話す、代表取締役のレイさん(左)とグェンさん(右)

SEED(シード)のメンバー紹介  このコーナーはSEED(シード)が取材しています。
SEED〔略:Support(支援) for Equality(平等) and Employment(雇用) for the Disabled(障害者)〕
障害者の就労と生活を一体的に支援する組織。障害者と健常者が一体となって、障害者のフリーター事業(障害者の職域拡大事業)の企画・運営、勉強会、人材育成、相談業務等を実施しています。

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