| 静岡市清水区辻の国道1号線沿い、清水郵便局近くに、外壁がオレンジ色の洋風な建物が見える。こちらが今回取材した「OKAME亭」だ。もともとは、「おかめ食堂」という和食を中心としたお店だったが、数年前、現在のオーナー小川宏さんによって、幅広い年齢層に親しまれる洋食屋に変身した。
店内は、手動車椅子が通れる位の幅の為、手動車椅子での来店をお勧めする(電動車椅子では入店しづらい)。駐車場から店内までのアプローチはフラットで幅も広くスムーズに入店できる。入口の扉は、木彫の開き戸で固定ができる為入りやすい。
店内は淡いオレンジ色を主とした落ち着きのある雰囲気。土日には家族連れも多く来店する。オーナーの小川宏さんと奥様の純子さんが、気軽で懐かしい洋食や手づくりのインテリアなどにこだわりながらお店づくりをしている。料理もひとつひとつ手づくり。ハンバーグやオムライスなど洋食でもさっぱりとした味付けなので様々な年齢層に好評だ。中でも月替わりコース(要予約)が3800円と格安で多くのリピーター客に人気。ハンバーグやオムライスの他に、和牛のサーロインステーキなどディナーコースなども充実している。
店内は、喫煙スペースと禁煙スペースに分かれていて、喫煙スペースは個室なので、たばこの煙が気になる方も安心して食事を堪能できる。喫煙者には、食事をするスペースなので、たばこの煙を意識して頂くように陶器の灰皿に蓋がついたものを使っている。「喫煙者・禁煙者がお互いの“スペースの共有について”少しでも考えてもらえるように」と、純子さんの気遣いから生まれた配慮だ。喫煙スペースには、スロープがあるのだが、このスロープは、実はお店ができた頃は1段の段差であったが、お客様やスタッフにとって不自由を感じた為、すぐにスロープに替えたそうだ。その為、今では、段差が気になる方にとっては、とても便利で快適な空間となった。こういった配慮や気遣いは、店内至る所に感じることができる。それは設備だけでなく、スタッフの接客にも通じていた。
テーブルは手動車椅子で入れる高さだが、支柱の足が中央にあり、円形なので車椅子では少し入りにくい。通路は手動車椅子では余裕のある幅が確保されている。禁煙スペースからは、庭が見え、季節に合った花々がより心地よい雰囲気を作っている。トイレは、洋式トイレが設置されており、車椅子での利用は難しいが、歩行可能な方にとっては入りやすい作りになっている。
共用品のカトラリーなども様々用意されているが、「割り箸や、取って付きコップ、取り皿など必要なものがあれば、声をかけてください」と話す純子さん。お客様とのコミュニケーションを大切にしており、できるだけお客様といろんな話しをしたい、と語る。また、土日は混むことが予想されるので「(車椅子利用の方は)できればお電話を1本頂ければ、対応ができます。また一般の方と同じように、混んでいる時はサービスが行き届かない時があるかもしれませんが、障害のあるなしにかかわらずサービスを提供します」と。素直な気持ちでお客様をお迎えしたいという思いを持つ純子さん。ハンバーグやオムライス、シチューなど気軽に食べられるシェフの味をゆったりとした雰囲気の中で味わってみませんか。 |
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| カーブした壁に沿って広がる店内、手動車いすには余裕のある通路、そして心地よい空間 |
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| テーブルの高さは約70センチ程で車椅子でも入りやすいが、中央にある支柱がちょっと気になる |
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| 「OKAME(おかめ)」の名を大事にするオーナー夫婦の小川宏さんと奥様の純子さん |
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