静岡市人宿町界隈には、本格的な食材と料理を味わえるお店が点在する。その一つがこの「レストランHANA
HANA(ハナハナ)」だ。店主の花畑二郎さんは、フランス等の一流レストランで修行を積んだ経験をいかし、「食」の楽しみを料理を通じて感じさせてくれる。「レストランは、贅沢という考えもあるが、実はものすごく新しいものが発見できる素敵な所なんです」と笑顔で話す花畑さん。
その素敵なお店の入口は、10センチ程の段差があるが、手動車椅子の方や階段昇降が可能な方であればスムーズに入れる高さと幅。スカイブルーの段差を乗り越えるとすぐフラットになっており、その奥に3センチ程の敷居がある。店内はフラットなので、松葉杖の方や補助犬を連れている方、ベビーカーをひかれている方にとっても、行きやすい。店内が満席の時は、広い通路幅が必要な方にとっては少し通りにくい所もあるが、あらかじめ電話をしておけば、気兼ねなく料理を頂ける席を用意してくれる。トイレは、洋式が1つあり、トイレの入口に段差がある。店内の照明は、料理がおいしく見え、また連れの方との会話が弾むよう暖色系の照明を使っている。
このお店は、お客様に気軽に本格フレンチを楽しんで来て頂けるお店づくりをしており、料理だけでなく、机の配置や食器、共用品にまで気を使っている。共用品も、様々な形が用意してあり、料理に合わせて出してくれる。また、お肉などをカットして欲しい場合には、気軽に店員さんに声をかければスライスしてくれるので、料理を安心して食べることができる。
スープやソースの材料となるピューレひとつとっても、食材の味とシェフの暖かさが伝わる味で、花畑さんは「料理に気持ちを入れることが一番重要ですよ」とさりげなく言う。ここでは、フレンチだけでなく和風メニューを取り入れた無国籍の料理も提供しており、静岡ではここでしか食べられない食材や味がたくさんある。例えば、フォアグラ。ただソテーするのではなく、フランス・ランド産の最高級のフォアグラをとうもろこしのホットケーキに包み、きのこのクリームソースを添えて出してくれるなど、良質な食材を、花畑さん達シェフの腕により、お客様を笑顔にさせてしまう、料理へと変身させる。
単品料理は二人で食べるとちょうど良い量なので、様々な単品料理も是非楽しんで頂きたい。この秋のおすすめメニューは殻付き生ガキ(5個980円)。もちろん、コースメニューも揃えてあり、ランチも行なっている。
花畑さんは「フランス料理のおいしさをもっと気軽に楽しんで貰いたい」という思いから、新静岡センター内に2号店をオープンした。どちらのお店も、ソムリエがおり、料理に合うワインを勧めてくれる。ワインとフランス料理との関係や、ワインの歩んできた歴史の重さなど、花畑さんからも、楽しく聞くことができる。花畑さんの言う、レストランは“ものすごく新しいものが発見できる素敵な所”という言葉の意味は、ここにくればおのずと実感できる。 |
 |
 |
| 観葉植物の緑とインテリアの基調となっているブルーのコントラストが印象的な外観 |
 |
 |
| 入口の段差は約10センチ |
 |
 |
| 手動車椅子の方に適している店内。テーブルなど申し出れば、スタッフの方が快く動かしてくれる |
 |
 |
| ミート用、デザート用などフォークやナイフは用途に応じていろいろな大きさのものが揃っている |
 |
 |
| 「明日の活力になるように」と体によく、本当においしいものをリーズナブルに提供してくれる店主の花畑二郎さん。フレンチを気軽に楽しんでいただきたいと熱い思いを持つ |
|