| 静岡市紺屋町、徳川慶喜公のお屋敷跡にある、老舗料亭であり、結婚式場としても知られる「浮月楼」。今回取材した「浮殿」はその「浮月楼」に隣接したギャラリー館内にある。気軽に立寄れる雰囲気で、四季折々に移りかわる庭園を見ながら、季節に合わせた料理やお酒を頂ける。この「浮殿」は、「浮月楼」が「もっとお客様がより来やすいお店を」として4年前にオープンした。予約制ではないため、気軽に足を運ぶことができる。
店内は、段差のないバリアフリーになっており、通路幅や段差解消にスロープや、エレベーターが設置され、高齢者の方でも車椅子の方でも入れるように配慮されている。階段は、視覚に障害のある方などが上り下りがしやすいように色の識別がされているなど細やかな配慮が施されている。しかし、残念ながら「浮殿」の入口正面に2段の階段と通り沿いに、2段の段差がある。この段差は、約15p程で手動車椅子であれば、入ることができる。主任の杉山昌宏さんやマネージャーで、利酒師の羽田陽亮さんは「店員に声をかけて頂ければ、お手伝いします。気軽に声をかけて下さい」と、話してくれた。ここでは、結婚式がよく行なわれており、高齢の方なども多くみられる。また、「足の不自由な方なども、来て頂いた際には車椅子をお貸したり、また車椅子を押す等、来て頂いたお客様に不自由のないように」(羽田さん)と気配りをしているところが、大変印象的であった。客席も、電動車椅子で入れる席となっている。「多少通るときに椅子が気になる方は、是非店員へ声をかけて頂きたい」と羽田さん。「お客様ひとりひとりに合わせたサービスを心がけています」と笑顔で話してくれた。
気になる「浮殿」のお料理は、四季折々の庭を眺めながら、四季とともに変わる料理を頂くことができる。お昼には、浮殿弁当(2,656円)をはじめとして葛切りや和菓子、抹茶、煎茶などもある。また、夕食には、酒肴コース(3,465円)や、はるにれ(6,006円)などもあり、旬の食材を頂ける。また、その日の天候、寒暖、お料理の献立を考えて専任の利酒師がお酒を提供している。3種類のお酒を堪能できる「きき酒セット」(1,386円)もあり、リピーターも多く、会社帰りの方などを中心に好評を頂いている。また、お酒を飲みながら、秋風を感じることができるテラスに出ることもできるため、お酒や料理に十分酔える。テラス席は、ちょうど、電動車椅子の方でも庭を一望できる高さにある。テラスにはカウンター席とテーブル席がある為、その時の気分により使い分けができる。
「浮殿」は、とくに予約はいらないのが、お昼時には混む為、なるべくなら予約をとっていくといい。 また、月曜日は基本的に営業していないが、連休の場合、営業している場合もあるので、電話で確認をしてみては。今なら、10月1日から11月7日まで季節限定の紅葉弁当(3,349円 1日限定30個)がおすすめ。秋を彩る松茸や秋鮭などが味わえる。情緒あふれる空間で、お料理やお酒を、またサービスにもきっと満足のできる「浮殿」へゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。 |
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| 入口には15センチほどの段差がありますが車椅子の方は、定員さんに云えば気持ちよく介助してくれる |
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| 入口(上記写真)から店内に入ると奥に「浮殿」へと続くスロープがある。ロビーにあるエレベーターで2階に上がると車椅子で利用できるトイレがある |
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| 店内はテーブル席と階段を2段ほど在るスペース、そして眺めのすばらしい庭園を一望出来るテラスがあり、落ち着いた時間を過ごすことができる |
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| お酒をいただくグラスは好みのものが選べる |
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| 料理や使う人に合わせた共用品 |
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| お客様ひとりひとりにあったサービスを心がけているマネージャーの羽田陽亮さん
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