| 静清バイパス、唐瀬IC近くにある、コンクリート打ち放しの大きなガラス窓が印象的なお店。それが「カフェ・ラ・クール」だ。店の隣りにある駐車場は、少々傾斜があり、一部にはかなりデコボコがあるので、車椅子利用の方は注意が必要。一旦車道に出てから、お店の入口に続く、通路側から入った方が安全だ。通路から店の入口まではフラットで車椅子でも通りやすい。 扉を開け、店内に入ると、正面に広々としたスペースが広がる。店内に入って右側には、店長である長橋はる美さんの知人が製作したという陶芸作品や、長橋さんの娘さん手作りのビーズアクセサリーが展示・販売されている。店内は、緑豊かな中庭を囲むようにL字型に客席が配置されており、ガラス越しに明るい太陽光が降り注ぐ。料理が運ばれてくるまでの時間、庭に出て草花に触れたり、店内の展示品を見たりとついつい動き回りたくなってしまう。 3年前、店主の長橋さんは「自分が行きたくなるようなお店にしたい」との思いを込め、この「カフェ・ラ・クール」をオープンさせた。設計の段階から、お年よりや障害を持った方でも来店してもらえるようにバリアフリーを意識したという。その願いどおり、店内は大きな段差がなくフラットで、店内の通路は2メートルもの幅があり、電動車椅子でも余裕をもって通ることができる。 お料理は、パスタやデミグラスソースのオムライスなどのセットメニューの他、手作りのデザートが人気だ。特にティラミスと紅茶のジュレは、素材の味を活かした、風味豊かな味。紅茶のジュレは、紅茶ゼリーの上に特製ソースがかけられ、ゼリーの触感とソースが絶妙なバランス。「時間を気にしないでほしい」という長橋さんの一貫した心遣いは、ランチタイムなどを設けないで、いつでも注文できるというセットメニューにもうかがうことができる。また、営業時間外も、予約制(3〜4日前まで)で2000円(昼間の料理に+α)・3000円(スープ・ステーキ・ルーブル正和堂さんのパンなど)・4000円(3000円のコースにパスタやパンをプラス)のコースメニューを提供してくれる。料理の他にも、デザートがついたり、夜はビールやワイン(赤・白)が注文できたりと楽しみが盛りだくさんだ。※昼間と同じセットメニューを希望する場合は、当日の予約でも可能。 時間をついつい気にしてしまう慌しい世の中で、「現実から離れ、時間を忘れて、ちょっと一服というひと時を過ごしていただきたい」と長橋さん。お店のどこにいても眺めることができる庭には、鉢植えされた色とりどりの花がきれいに咲き誇る。「カフェ・ラ・クール」には、時間を忘れられる空間があり、そして、「(お店に)長くいてもらいたい」と、訪れる人が心を落ち着けることができる長橋さんの思いがあった。 |