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松嶋園(焼津・花沢の里) でみずみずしく実る 「幸水」と「豊水」 |
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| なし狩りに来た子どもたちも、
旬の味覚に大満足! | | | 梨
甘味たっぷり、みずみずしくやわらかい"三水"
なしは日本の果物栽培の歴史の中でも、もっとも古い果物のひとつ。登呂遺跡から炭化したなしの種子が出土され、日本書紀には米や麦などを補足するため、なしの栽培を勧める記述もあります。江戸後期には全国で150種類以上の品種が作られたそうです。
現在、おなじみの「二十世紀」「長十郎」「幸水」「新水」「豊水」といった品種が登場するのは大正時代以降で、とりわけ"三水"といわれる赤なしの「幸水」「新水」「豊水」は甘みがあって肉質もやわらかく、袋をかけずに栽培できることから現在の主流になっています。
収穫時期は「新水」が8月中旬頃。多汁で甘みが強く、わずかな酸味も楽しめ、早生品種の中でもとくに味のよさで知られています。次いで「幸水」が8月中旬〜下旬にかけて。皮は緑がかった黄褐色で甘みが強く、二十世紀よりも肉質はやわらかく独特の風味があります。「豊水」は8月下旬から9月中旬が獲れどき。甘味と酸味のバランスがよく、三水の中でもとりわけ人気があります。
静岡県のなし栽培 静岡県のなし栽培は明治8年(1875)、現在の富士市で本格的に始まり、静岡、志太地区、小笠南部地区、浜名地区に普及し、昭和12年(1937)には長十郎なし生産全国一となるほどさかんに栽培されました。とくに富士なし、志太なしは戦前、日本を代表する赤なしの名産地として名声を高めました。志太なしの起源は諸説ありますが、300年ほどの歴史があり、本格的な栽培は1882年頃、現在の大井川町で始まったといわれています。栽培がピークだった1939年には229ヘクタールの栽培面積を数えました。 焼津では新水の改良品種で早生の「喜水」が誕生し、7月下旬から収穫されます。三水に比べて味は淡白ながら、さっぱりとした甘さが暑い季節に爽快感を与えてくれます。
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「なしは病気に弱いから こまめな手当てが必要です」 と語る松嶋幸子さん |
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| 「志太なし」は全国的にも知ら
れる、美味しい梨の代名詞 | |