|
 |
|
自慢のジネンジョを持ち寄る
第4回静岡市自然薯品評会
ヤマイモの豆知識【1】
日本特産のイモ類は、ヤマイモとサトイモ。特にヤマイモは、本州の太平洋岸に自生し静岡県のような温暖な場所に多い。今昔物語の中の話で、芥川龍之介も書いている薯粥とは、ヤマイモの粥のことである。水田で穀物栽培が行われる以前から、ヤマイモは重要な栄養原だった。
|
|
ヤマイモの豆知識【3】
ヤマイモに含まれるビタミン類は、ビタミンB1、B2、C。イモ類の中で、唯一、生で食べる事ができるので、ビタミンCも摂取できる。
また、ヤマイモの粘りの成分はムチンといい、胃の粘膜を保護する作用があり、胃ガンや胃潰瘍の予防に役立つといわれている。また、カリウムも含んでいるため、塩分の多い食事を摂りがちな人は、胃を休めるためにもヤマイモを生で食べるとろろ汁や、山かけなどが良い。
|
|
黄色に映えるジネンジョのつる
丸子・丁字屋

|
|
|
ジネンジョ
常識を覆す、ジネンジョ栽培
マツタケとジネンジョは栽培できない、これが今までの常識でした。いろいろあるヤマイモのなかでもジネンジョは、香高く粘りがある野生のヤマイモ、値段も人気も最高級品です。静岡県では、栽培法を開発しようと20年ほど前から研究が行われ、優れた品種が野生のイモから選び抜かれ、香りも味も素晴らしい栽培ジネンジョがほぼ完成しました。ウイルス・フリーの苗から成長するジネンジョは、傷がなく色もきれいなのが特徴です。
丸子名物とろろ汁はこれからが旬!
ジネンジョの料理といえば、まず一番にとろろ汁。東海道丸子の宿の名物として昔から有名ですね。そのほか山かけ、月見などジネンジョ料理がさまざまに楽しめる店が、丸子の丁字屋。江戸の昔を偲ばせる茅葺き屋根の入り口がトレードマークになっています。年間のジネンジョ使用量は、約35トン。春から秋にかけては、大型冷蔵庫に保管されたジネンジョが使われていますが、これからは、新鮮な味が楽しめる季節です。
天然モノにこだわる店も健在
自然薯は、やはり天然物を中心にしたいと、こだわっている店がある。100人分の宴会でも皮むき、おろしなどの作業を全部手作業で行い、昔ながらの味で県外のお客様にも評判だ。それが、丸子、吐月峰奥の待月楼。京都仕込みの会席料理の最後に出されるとろろ汁が、消化を助けてくれるから、相当たくさん頂いても安心だ。秋から春にかけての自然薯の季節は、待月楼にとってもハイシーズン、伝統の和の雰囲気の中で静岡の味を楽しめる。
|
|
|
 |
|
新開発されたジネンジョの栽培
ヤマイモの豆知識【2】
ヤマイモの栽培品種は、ナガイモ、イチョウイモ(テイモともいう)、ヤマトイモなどがあるが、野生の自然薯(ジネンジョ)が一番おいしい。粘りがあり、ヤマイモの本来の香りが豊かである。特に静岡県では、ジネンジョのおいしさがよく知られていて、野生のジネンジョは、一本一万円以上もする。
|
|
ヤマイモの豆知識【4】
ジネンジョは、長いため上の部分と下の部分では、味が違う。上3分の1は、香りが強く、あくも強い。下3分の1は、あくも香も弱く、生えていた場所の土の匂いが付いている。できれば、全部をすり下ろして混ぜて食べるのが良いようだ。
すり下ろす時に、かぶれやすい人は、手の甲に酢を塗ってから下ろすとかぶれにくくなる。また、残った部分の保存は、必ず新聞紙でくるんでから冷蔵庫の野菜室へ。すりおろして余った場合は、冷凍できる。
|
|

天然物にこだわる
丸子、吐月峰奥の待月楼
|
|