アットエス
広告自由自在!アットエスのHotNews![PR][アットエス編集室/静岡市駿河区登呂]
広告が自由に書き換えられて、なんと月々6,300円〜!
静岡県のくらし情報はここでゲット
伊豆の食紀行

伊豆の魅力といえばやっぱり味覚!
栽培や漁の現場、こだわりの加工法、そして買える・食べられる場所など、
今が旬の伊豆の幸を、様々な角度からご紹介します。

バックナンバーはこちら

黒米ご飯
町ぐるみで創り育てるブランド 修善寺黒米
旬の時期旬の時期:品種により9月下旬〜10月下旬に収穫。
料理、関連商品は通年販売している。
湯気といっしょにふわっと香りが上ってくる。白米に1、2割の黒米(くろまい)を炊き込んだだけで、濃く鮮やかな紫色のご飯に。もち米系のネバリ成分にコーティングされ、全体がツヤツヤだ。そして、柔らかいご飯に混ざってやってくるプチプチとした食感。黒米の香ばしさと白米の甘さのコンビネーションもいい。黒米ご飯はおかずなしでイケル。
ゼロからの挑戦
 修善寺の特産品として定着した感のある黒米。中国で漢の時代に発見された古代米であり、修善寺でも、古くから地元に馴染んだ食材かと思いきや、その歴史は、意外に新しい。
 「平成元年、旧修善寺町に中国北京の小湯山(ショウタンサン)温泉より姉妹都市提携の話しがあり、このとき、町の調理師会が、薬膳料理の研究に乗り出したのがはじまりです」。伊豆市農業水産課の三須 誠さんが説明してくれた。
 薬膳の中でも、滋養強壮、健胃・整腸、造血などの薬効があるといわれる黒米に注目し、農家に依頼して試験栽培を始めたのが翌2年。その後、修善寺黒米生産組合が発足し、昨年には、10軒の農家が21.7トンを生産するまでになったそうだ。
 「香ばしい香りがして、炊いている家はすぐにわかりますよ」、というのは、生産組合会員の遠藤章治さん。
「修善寺の黒米は大粒で、味も濃い。お土産に買っていった人から、また送ってくれという電話をよくいただきます」。
 「他地域の黒米にはない味わい」と好評な『修善寺黒米』を守ろうと、組合では種を市外へ出さず、ブランド化をめざす。そして、今の食味を保ちながら、もっと鮮やかな黒色を出せるよう、日々研究を重ねているという。
 
稲穂
茶色のモミの中は黒い米粒。米粒の黒い種皮の中は真っ白。緑の茎を折ってみると、芯は真っ黒。色素の不思議?

生産組合会員の遠藤さん
藁やモミを焼いた炭から酢酸液をとったり、米の研ぎ汁で和紙を染めたり、創意工夫の遠藤さん

黒米もち
植田商店自慢の『黒米もち』。黒米が4割入り、食べ応え十分。何もつけずに素焼きで食べてみて

 地元が誇れる特産品に
 一方、『修善寺黒米』のアピール役は、黒米の加工品や料理が担う。平成4年、黒米商品の研究開発を行った商工会の「むらおこし事業」をきっかけに、商店、飲食店が工夫を重ね、現在もさまざまな商品や料理を提供している。
 旧町内の米屋さん、植田商店でも、玄米の他、もち、うどん、そばなどを扱う。米屋さんならではの黒いぬかや米粉は香り豊かで、パンやお菓子の材料に売れているそうだ。
 「黒米と見れば全国各地、中国産も試しました。でも、修善寺のが一番。地元の人にも、もっとよさを知ってほしい」、代表の植田次英さんが言う。最近は、学校給食にも出るそうで、黒米は、今後ますます修善寺に根を下ろしそうな気配だ。
お店紹介

[食べる]めし屋みづ(伊豆市修善寺 Tel.0558-72-0546)
グルメ情報へ
『修善寺懐古そば』(ランチ1050円)や、『花車弁当』(ランチ1280円)に黒米がつく。花車弁当は黒米のおかわりが自由。
[買う]〈資〉植田商店(伊豆市修善寺 Tel.0558-72-0130 Fax.0558-72-0494)
イエローページへ
黒米は、300gパック(400円)と1キロパック(1200円)。その他必要量は応相談。『黒米もち』(230g 350円)は冷凍保存できる。『黒米うどん』『黒米そば』(各220g 300円)は半生タイプ。自店ホームページ(http://www3.tokai.or.jp/kurokomekome/)で黒米を紹介しており、電話、ファックス注文で全国配送可。
日祭休、8:00〜19:00

 
聞き込みメモ

検証、黒米パワー
 10年以上、毎日3食黒米ご飯の遠藤さん、風邪ひとつひかないそうだ。血圧の上下が広がったし、冷え性の人に薦めたところ、改善したとの報告。腸の弱い人は、お通じがよくなったとのこと。
 それに、黒米はジャーで3日置いても、色も味も変化しない。遠藤さんが気温30度の石垣島に持参したおむすびは、4日目でも食べられたそう。
黒米商品を探して
修善寺温泉では、旅館の食事に黒米料理がついたり、飲食店に黒米メニューがあったり、黒米のお酒やビール、飴にアイスにうどんにそば、大福やパンなど、黒米を使った商品も、さまざま売られている。土産物屋や旅館の売店の他に、米屋、酒屋、パン屋など、普通の商店をのぞいてみても見つかるかも。

植田商店の商品
植田商店の商品

黒米の飴
「修善寺やくぜん黒米の飴」(3種類 各300円)

ページのトップへ

アットエスとは?ご利用の注意事項個人情報の取り扱いリンクについて広告掲載について問い合わせ

アットエスは、静岡新聞社アットエス編集室が提供・運営しています。「アットエス」は静岡新聞社の登録商標です。
Copyright(C) The Shizuoka Shimbun. All rights reserved.
アットエスに掲載の記事・写真および図版の無断転載を禁じます。すべての著作権は、(株)静岡新聞社・静岡放送(株)に帰属します。