 |
 |
藍石(らんせき)
漢方医(薬)師、
薬膳研究家 |
 |
|
中国黒龍江省出身。1982年黒龍江中医薬大学医学部卒業、医師。新潟大学医学部内科留学後、岐阜薬科大学薬草研究室研究員を経て、2000年からミズモト学園東海調理製菓専門学校(浜松市)薬膳部長となり、薬膳の知識、技能両面を教えている。
|
| メニューページへ戻る |
|
 |
 |
|
|
|
旬という言葉は、食べ物の美味しさを語るときの形容に用いられ、一般的に野菜、果実などの食材の最盛期をいう。薬膳では、旬の食材は、季節の変化によって影響を受けやすい人間の体に、自然とのバランスを整え、季節の気を吸収させ、その季節に順応する薬だと考えている。春の旬のものは、ふきのとうに始まり、うど、たらの芽など総じて苦味を帯びている。現代人は、砂糖などを摂り過ぎて、甘味を旨味と勘違いしていることがあり、苦味のある食べ物は摂らない傾向にあるが、実は苦味のある食べ物は体に良い面がある。解熱消炎、健胃整腸、利尿便通、すなわち、体内の余分なものを排泄する働きがあると考えられている。この旬の素材が私たちの体にどのような影響を与えるのか、また、どのような料理に利用したらいいのかを紹介しよう。 |
|
|
 |
| 料理名または、写真をクリックするとレシピがご覧になれます。 |
|
|
|
|
|
 |
| 在来種と西洋種を問わず、春に若芽を摘み、西洋料理ではサラダで生食するか、日本料理では茹でて浸し物、和え物にする。健胃、利胆、解熱剤として、風邪、胃のつかえ、肝炎、胆嚢炎に用いられる。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
| つぼみと花茎を食用にする。中国野菜として扱われているサイシン、コウサイタイもナノハナと言える。春の訪れを感じさせる季節の野菜として、和え物、漬物、椀づまに最適。生活習慣病予防にもなる。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
| 微苦、独特な香気があり、刺身のつまや、茹でて和え物、酢の物、鍋の取り合わせにする。風邪、発汗、下熱、鎮痛、鎮咳、去痰として古くから感冒薬に用られる。大根、木くらげと配合して、アレルギー性鼻炎、春の花粉症にも一定的な効果がある。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
| 香りと歯ざわりを楽しむ香味野菜。刺身のつま、酢の物、煮物、和え物、吸物、味噌漬など広く料理に使われる。解熱鎮痛の作用があるので、感冒、リュウマチ、神経痛に効く。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
| 木の芽和えや、新わかめとたけのこの炊き合わせなどは、春の到来を告げる代表的なたけのこ料理であり、利尿、便通の効果がある。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
| 春を代表する食用山野菜。このような野菜は、春先に起こしやすい、のぼせ、精神不安、目の充血、めまいなどによいので、苦味のある野菜を積極的に摂取すれば、未然に防ぐこともできる。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|