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藍石(らんせき)
漢方医(薬)師、
薬膳研究家 |
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中国黒龍江省出身。1982年黒龍江中医薬大学医学部卒業、医師。新潟大学医学部内科留学後、岐阜薬科大学薬草研究室研究員を経て、2000年からミズモト学園東海調理製菓専門学校(浜松市)薬膳部長となり、薬膳の知識、技能両面を教えている。
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初秋は月見を始めとして、重陽の節句(陰暦9月9日・菊の節句)や彼岸など趣向茶事の多い季節である。季節的には涼風が立つ頃であるが、まだまだ夏の残暑は残っていて、夏から秋への変わり目の端境期といった感じがある。秋は一年中で一番素材が豊かに出回る時であり、”収穫の秋””食欲の秋”と言われるように最も食の進む時期でもある。この時節を利用して、栄養不足を補い、冬の厳寒に対する抵抗力を整えておく。例えば、松茸、栗、柚子、蜜柑、枝豆、鯖、牡蠣、鳥賊、亀、鶏など。深秋初冬は、気管支炎などに悩まされることもある。乾燥しやすく、鼻や喉の粘膜が傷つきやすくなり、秋風邪への注意が必要である。その場合は、柿、銀杏、梨、菊花などの秋の果実と花を勧めたい。また、中秋には秋雨が降り続き、食欲が弱くなるため辛味の食で調節する。つまり秋は、寒さに対する準備をしなければならないので、タデ、ショウガ、トウガラシなど辛味のものをなるべく利用しよう。 |
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| 血中コレステロールを低下させる食物繊維を多く含んだキノコ類は、動脈硬化、大腸癌の予防、便秘、胆石、糖尿病などに有効な食品といえるであろう。煮込み、炒め物、揚げ物のほかに、生のまま食べられる。 |
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| 古くから香料や染色剤として地中海周辺から発達されてきた。鮮やかな黄色の発色性、独特な香りで、魚介類や米と相性が良く、パエリア、リゾットには欠かせない。また、通経剤、鎮静剤など、おもに婦人病の薬として用いられている。サフランは高価なので、薬効はほぼ同じである紅花(ベニバナ)を利用するのが賢明であろう。 |
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| シャキッとした歯触りとみずみずしさが身上。水分補給や便秘予防、肺を潤おし、咳止めに効果がある秋の果物である。最盛期は9〜11月。日本梨、中国梨は生食することが多く、西洋梨は生食のほかに洋菓子に使われる。 |
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| 昔、中国から救荒作物として伝わり、初めて薩摩の国(鹿児島県)に入ったのでこの名前がついた。糖質、食物繊維、ビタミン類を多く含み、大腸ガン予防や動脈硬化、便秘改善に効果がある。また胃腸を丈夫にし、元気をつけることができる。旬は秋口だが、貯蔵手段が発達したので年間を通して市販されている。 |
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DHA、IPAなどの含量が豊富なので、血栓症や心筋梗塞、高血圧、動脈硬化、高脂血症、骨粗鬆症、口内炎などの生活習慣病予防に有効な栄養源であり、滋養食品としても使う。アレルギー体質の方は注意してください。
生姜(しょうが)/辛味成分と香り成分が優れた薬効を発揮し、風邪予防や冷え症、吐き気などの改善に効く。解毒、消臭作用もある。 |
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シナモンとも呼ばれ、辛味を帯びる香辛料として有名。樹皮を剥き、陽乾したものが輸入され、医薬原料、食品原料、製菓原料、線香などに利用される。食欲不振や健胃、整腸の目的で粉末を利用。
クルミ(胡桃)/日本にも古い時代に中国から渡来して自生している。良質の不飽和脂肪酸がたっぷり含まれ、滋養強壮作用があり、腸を潤して便通をよくする。 |
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| 漢字で「無花果」と書くように、花が咲かないのに実がなる。一般に果実と見える部分は内部に無数の小花を蓄えた花嚢(かのう)で、花は人目に触れないままに実を結ぶ。食用とする果肉の部分は花托(かたく)である。整腸作用、血圧降下、抗がん作用があるといわれている。 |
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| 蓮(はす)の地下茎で、花の模様に穴があいていて“先の見通しが利く”ことから、おせち料理などの縁起物として使われる。秋は収穫のピークである。歯ごたえを楽しむには、ちらし寿司、煮物、きんぴらが最適。収れん(傷口や血管などを縮める)、止血作用があり、胃潰瘍、産後の出血などに使われる。発熱による喉の渇き、消化不良にも有効である。 |
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| 体を温め、冷え症、生理不順、貧血症タイプの女性の要薬である。芳香の匂いがあるので、スープ、鍋料理に入れて煮るのは最適である。全草を使うが、薬局で売っているものは乾燥した根である。 |
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