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静岡の地酒が呑める店
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内観
居酒屋 赤兵衛 
(焼津市東小川)
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人気銘柄・実力銘柄を普段着価格で楽しめる希少居酒屋
昨今、日本酒でも焼酎でも、希少価値の高い人気銘柄を高額で売る店が問題になっている。そんな中、「磯自慢」「十四代」という、とかく法外な売られ方をされがちな2大銘柄をブレイク以前から扱い、一貫してまっとう値段で呑ませてくれるのがこの店。客から「磯自慢や十四代がこんな安いはずがない。ニセモノじゃないか?」と聞かれることもあるそうだが、<わかる呑み手>はちゃんといて東京から新幹線で通う常連客もいる。日本酒は静岡の実力銘柄はじめ全国30醸50種ほどをしっかり扱い、料理メニューも、焼津の店らしい正統的な魚料理から家庭的な煮込み料理、ヘルシーなサラダ料理などリーズナブルで盛りだくさん。普段着で楽しめる居酒屋らしさを守っている。その陰にはもちろん、オーナー宮崎さん夫婦の真摯な経営努力がある。こういう店自身が「希少価値」になってしまったような観もあるが、せめてこのコーナーの読者は普段着でまっとうな商いをする店を正当に評価する呑み手であってほしいし、社会人デビューした人も、<わかる呑み手>に育ってほしい。
宮崎 一彦さん ご主人のこだわり
酒肴 地酒
日本酒のまっとうな伝道師
宮崎 一彦さん
開業23年。郊外というハンディもモロともせず、妻賢子さんと二人三脚で地元密着の優良店に育て上げてきた。静岡では見かけなくても全国的に評価されている良酒を地元の人に提供したいとの思いで蔵元や地酒専門店と信頼関係を築き、人気銘柄も切らすことなく扱っている。その陰には酒質チェックを欠かさない=良酒を扱う以上手は抜かないというまっとうな姿勢がある。これが<わかる人>にはわかるんだなあ。
刺身は一人前でも最低5〜6種は盛り合わせてくれる(写真は2〜3人前)。女性客に人気は1皿でゆうに2〜3人分はあるサラダ料理。シーフード系のほか、鴨スモークとポテトフライに温泉卵をのっけてバルサミコドレッシングでいただく「巣ごもりサラダ」が超オススメ!   全国銘醸30社50種をそろえ、静岡銘柄は常時8蔵。全種、毎日仕事が終わった後、酒質をチェックし、少しでも劣化したものは絶対出さない。その努力にまっとうな日本酒ファンは厚い信頼を置く。燗酒は磯自慢本醸造1合400円。<わかる人>はこれだけで感激する!

地酒リスト
正雪(神沢川酒造場)、初亀(初亀醸造)、磯自慢(磯自慢酒造)(10種)、
志太泉(志太泉酒造)、喜久醉(青島酒造)、開運(土井酒造場)、
葵天下(山中酒造合資会社)、國香(國香酒造)(以上、静岡)
男山(北海道)、十四代(8種・山形)、出羽桜(山形)、日高見(宮城)、浦霞(宮
城)、久保田(新潟)、天狗舞(石川)、黒龍(福井)、真澄(長野)、義侠(愛知)、
醸し人九兵次(愛知)、美丈夫(高知)ほか
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※掲載内容は取材時点のものでその後変更されている場合もあります。【最終更新】2005年4月

地酒ライター
Profile
鈴木真弓・コピーライター、しずおか地酒研究会主宰。静岡県の技と味にこだわって取材活動十数年、ご縁の多かった地酒の造り手・売り手・マジメな?呑み手の応援に努めています。「しずおか蔵元ウォッチ」「酒造りの蔵から」、静岡新聞社刊「地酒をもう一杯」もぜひ見てくださいね。

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