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静岡の地酒が呑める店
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内観
駅前松乃鮨
(静岡市葵区御幸町)
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静岡らしい銘柄を揃える駅前の老舗鮨屋
静岡駅前から県庁方面に延びる「御幸通り」は昭和5年に完成したそうだが、同時に開店したのが松坂屋とこの店。昭和の時代をしっかり生き抜き、平成の今も存在感たっぷり。初代から変わらぬ製法のおぼろでんぶをトッピングした名物ちらしずしは、静岡っ子なら「おごちそう」の一つに数えたくなるだろう。私にとっても子どもの頃から「食べに行く」店だったのが、呑みに行く店になったのは、3代目植田聞滋さんが揃えた地酒ラインアップを知ってから。忠正、満寿一という静岡市の銘柄に、初亀、喜久醉、國香という揃え方は、地酒をよく吟味した証拠だ。聞けばお客さんと10数種試飲した結果だという。すべて300mlで揃えたのも客の声を反映している証拠だ(呑み残しは持ち帰りOK!)。駅前の一等地にある老舗鮨屋が、静岡らしい銘柄を大切にしてくれるのは何とも心強い。3代目は客が地酒ファンだとわかると、こっそり裏メニューの酒肴を出してくれる。今回試食させてくれたイカめしも、れっきとした?裏メニュー。老舗の懐の深さを垣間見る思いだ。
植田 聞滋さんご主人のこだわり
酒肴地酒
老舗鮨屋の3代目 
植田 聞滋さん
昭和5年、御幸通り開通の年、松坂屋と同時期に開店した老舗鮨屋の3代目。おなじみ客も3代にわたるという。駅前という便利な場所で、食事だけでもいいし、グループの会食や宴会にも使え、なおかつ酒呑み用の裏メニューまである店というのはすごく貴重。彼と顔なじみになっておくと何かとトクしそう?
新鮮な生イカを使った特製イカめしに、イワシをからませた特製酒盗。呑めない人もつられて呑んでしまうんじゃないかと思えるほど酒との相性は最高だ。他に板ワサ、焼きゲソ、自家製肉だんごといった一品メニューもそろう。腹ごしらえするなら、やっぱり名物ちらしずし!  静岡県の銘柄10数種を並べてお客と一緒に飲み比べ、たどりついたのがこの5銘柄。すべて300mlサイズでそろい、呑み残したら持ち帰ることもできる。店にとっては品質管理がラクだし、客にしても数人で数種頼めばおトク感たっぷり。かしこいやり方だ

地酒リスト
忠正(吉屋酒造)、満寿一(満寿一酒造)、初亀(初亀醸造)、
喜久醉(青島酒造)、國香(國香酒造) (以上、静岡)
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※掲載内容は取材時点のものでその後変更されている場合もあります。【最終更新】2008年6月

地酒ライター
Profile
鈴木真弓・コピーライター、しずおか地酒研究会主宰。静岡県の技と味にこだわって取材活動十数年、ご縁の多かった地酒の造り手・売り手・マジメな?呑み手の応援に努めています。「しずおか蔵元ウォッチ」「酒造りの蔵から」、静岡新聞社刊「地酒をもう一杯」もぜひ見てくださいね。

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