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内観
つたの屋
(岡部町岡部)
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故郷の水の豊かさを実感
一級河川とその支流が富士山や南アルプスなどから縦断し、海に流入する静岡は、海魚と川魚を同時においしくいただける食の宝庫。急流河川が多く、伏流水に恵まれる静岡はおいしい水の宝庫でもあり、静岡の酒のおいしさの源ともなっている。この店に来ると、そんな、故郷の豊かさを再確認できる。看板メニューは、釣り名人でもある店主中山正夫さんが大井川・藁科川・興津川などで釣り上げたアユにイワナ。たまにウナギも捕れるという。焼津に近いから鮮度のいいマグロやカツオも入る。静岡市街から20分ほどの(バスの便も悪くない)場所で、天然アユの塩焼きやイワナの刺身と大トロマグロを一緒に食べられるなんて、他にはないだろう。これに岡部の銘酒「初亀」がほぼ全種類。しかも全国のファンが憧憬する希少酒からご当地ならではの限定銘柄までズラリ。川魚が旬を迎えるこれからの季節、多少足代がかかっても「故郷の豊かさ再発見」という満足度はしかと手にできるはず。少なくとも初亀ファンを自認する御仁は見逃すなかれ。
店主の中山さんご主人のこだわり
酒肴地酒
アウトドア派のベテラン料理人
中山正夫さん
地元岡部町生まれ。割烹料亭で20年のキャリアを持ち、親戚が経営していた食堂を買い取って開業。店構えに手をかけない(かけるヒマがあれば釣りや山菜取りに出かけてしまう)ので、以前のままのフツーの食堂に見えるが、中身はスゴイ。雰囲気ばかりの街中の店に満足しない食通や女性客も足を運ぶようで、地元岡部よりも静岡・焼津・島田あたりのお客さんが多い。こういう店を地元はもっと大事にしてほしい!
藁科川で釣り上げた天然アユの塩焼き&から揚げ。まだ少しサイズが小さいので何本かセットにしてくれた。他にもヤマメ、ドジョウ、川エビ、ズガニ(秋〜)など天然の川の幸がたっぷり揃う。県外客から生アユのクール便宅配を頼まれることもある   ほぼ全種類そろう「初亀」。今年は能登杜氏100周年品評会で見事首位賞に輝き、人気にますます拍車がかかっている。今なら受賞酒と同じ仕様の限定酒「初亀・極三十五」が呑める。幻の名酒「亀」は秋の出荷待ち

地酒リスト
初亀(初亀醸造
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※掲載内容は取材時点のものでその後変更されている場合もあります。【最終更新】2008年8月

地酒ライター
Profile
鈴木真弓・コピーライター、しずおか地酒研究会主宰。静岡県の技と味にこだわって取材活動十数年、ご縁の多かった地酒の造り手・売り手・マジメな?呑み手の応援に努めています。「しずおか蔵元ウォッチ」「酒造りの蔵から」、静岡新聞社刊「地酒をもう一杯」もぜひ見てくださいね。

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