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静岡の地酒が呑める店
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内観
串揚げ旬菜料理ぎんなん
(沼津市添地町)
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酒、料理、雰囲気すべてバランスのよい、女性の集まる銘酒どころ
私がこのシリーズで紹介する店は、地酒最優先に選ぶので雰囲気や立地は二の次になってしまうが、今回はいろいろな意味でバランスの取れた貴重な店だ。JR沼津駅から歩いて5〜6分の場所で、県内外の発掘銘柄がたっぷり味わえ、料理メニューも充実。店内は大人数でも小人数でも気軽に利用できるセンスの良いつくり。この道15年、酒と釣りをこよなく愛する店主の星川明男さんだが、料理人のこだわりを押し付けず、もてなしの心を大切にしている。自分で釣り上げた旬の地魚、産地や生産者にこだわった旬の野菜や肉をベースに、素材の持ち味を生かしたシンプルな和風創作料理。ボリュームがあるので仲間で頼むとかなりのおトクだ。アルコールは「日本酒でも焼酎でもワインでもジャンルにこだわらない」と言いながら、銘柄を見ると入門者から酒通まで納得のラインナップ。沼津の竹中さん、富士宮の横関さん、清水の篠田さんといった実力地酒専門店と交流している賜物だという。客の大半が女性や家族連れというのも、このシリーズでは貴重かも。
店主の星川さんとスタッフの鈴木さんご主人のこだわり
酒肴地酒
地酒と釣りをこよなく愛する
店主・星川明男さん(左)と
スタッフの鈴木宏美さん
酒と料理、こだわりともてなし、素材の持ち味と季節感を巧みに演出する星川さん。釣りは三宅島や神津島あたりまで遠征する本格派。酒は有名になった銘柄よりも、これから火が付きそうなホットなニューフェイスを熱心に発掘する。「昔に比べたら静岡の地酒はホントによく知られるようになったけど、静岡だけは手放せない」と愛着をのぞかせる。
旬の野菜をふんだんに使った創作サラダメニューが充実し、女性に大好評。ボリュームもあるので仲間でつまめるのがウレシイ。野菜料理が豊富なのは酒呑みにとってもありがたい。写真はトマトバジルサラダ(手前)とじゃがいもガーリック炒め。  県内代表銘柄をはじめ、全国の中でも注目株のニューフェイスがそろう地酒ラインナップ。価格は特注した酒器のサイズに合わせてすべて1合3尺。 「1合空けても底にちょっと残ってて、トクした気分になる」とお客さんに好評だ。

地酒リスト
正雪(神沢川酒造場)、初亀(初亀醸造)、磯自慢(磯自慢酒造
喜久醉(青島酒造)、開運(土井酒造場)、國香(國香酒造)(以上、静岡)
出羽桜(山形)、くどき上手(山形)、松の司(滋賀)、王禄(島根)ほか
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※掲載内容は取材時点のものでその後変更されている場合もあります。【最終更新】2008年11月

地酒ライター
Profile
鈴木真弓・コピーライター、しずおか地酒研究会主宰。静岡県の技と味にこだわって取材活動十数年、ご縁の多かった地酒の造り手・売り手・マジメな?呑み手の応援に努めています。「しずおか蔵元ウォッチ」「酒造りの蔵から」、静岡新聞社刊「地酒をもう一杯」もぜひ見てくださいね。

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