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静岡の地酒が呑める店
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内観
おばんざい風 千明 
(静岡市葵区七間町)
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静岡酒との相性ぴったり、季節感たっぷりの京風おばんざい料理
そろそろ春の山菜が出揃う季節。渋みやえぐみがあっても、冬の土の中から息吹を開花させた植物のいのちは、繊細な味や香りとなって私たちの舌をデリケートに包む。そんな山菜に静岡の辛口酒が実によく合う。以前から静岡の街中で小夜衣や國香といった通好みの酒が呑める店として注目していたが、料理と酒の相性によく配慮されたメニューは、こういう時期にこそ真価を発揮すると実感させられた。店主の中西千明さんは興津の仕出し料理店に生まれ育ち、会席料理からおばんざい(京風お惣菜料理)まで何でも作りこなす達人。日替わりが30種、週代わり、月代わりもそろったメニューは、どれも旬の味覚と栄養バランスを考えたもの。おばんざいセットならお酒と一緒に数品をあれこれ楽しめる。千明さんはじめ女性スタッフによる手づくりのもてなしは、癒しの空気に包まれるような心地よさ。何かと変化の多い季節、こんな店で一献傾け、英気を養いたい。
浅見恵子さん ご主人のこだわり
酒肴 地酒
おばんざい風料理の達人
中西 千明さん
清水の興津で鮮魚の仕出し料理店を営む家に育ち、幼い頃から調理の世界が身近にあった。独学であれこれ学び、京都の家庭料理であるおばんざいを静岡の街中で看板にした珍しい店を2001年にオープン。もともと老舗カフェ「ういんな」のあった場所で、ういんなファンだった中高年層もやってくるという。客層は30代〜70代と幅広い。
これぞ春のおばんざい! たけのこ・わらび・菜の花の煮物(600円)。1品メニューは300円台からそろう。酒を楽しむなら6品がセットになったおばんざいセット(2625円)がおトク   根っからの日本酒ファンの千明さんがセレクトした静岡酒。春のやや渋みのある山菜料理には、すっきり辛口タイプが実によく合う。日本酒を味わう人は固定ファンが多い

地酒リスト
正雪(神沢川酒造場)、磯自慢(磯自慢酒造)、志太泉(志太泉酒造)、
小夜衣(森本酒造)、國香(國香酒造)(以上、静岡)
キンシ正宗(京都)、越路吹雪(新潟)
※掲載内容は取材時点のものでその後変更されている場合もあります。【最終更新】2007年3月

地酒ライター
Profile
鈴木真弓・コピーライター、しずおか地酒研究会主宰。静岡県の技と味にこだわって取材活動十数年、ご縁の多かった地酒の造り手・売り手・マジメな?呑み手の応援に努めています。「しずおか蔵元ウォッチ」「酒造りの蔵から」、静岡新聞社刊「地酒をもう一杯」もぜひ見てくださいね。

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