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内観
与作鮨
焼津市中港2-6-13
電話054-629-0873
※内観写真は移転前のものです
マグロ遠洋漁業で鍛えたネタ選び&こだわりのシャリ炊き。これぞ焼津の鮨&銘酒処
港町焼津には漁業に関係した料理人が少なくない。このコーナーでも本業が魚の中卸だったり、市場の業者と懇意にしていて、いいネタが格安で入手できる、といった店もいくつか紹介してきたが、本人が漁師だったという店は初めてだ。しかも愛鷹丸マグロ延縄漁船で世界の海を渡ったというホンモノのマグロ漁師。もともと東京ですし修業をし、地元静岡で開業資金を貯めようと兄弟が乗っていた愛鷹丸で7年遠洋漁業に従事し、昭和61年に念願の店をオープン。マグロのうまさを知り尽くした職人の誇りは、ネタ選びに限らず、シャリを特製素焼きの蒸しかまどで炊き上げるこだわりにも浸透している。日本酒も当然、地元主義。「自分は呑めないので酒屋さんにお任せ」と謙遜しながらも、この鮨ならあの酒で、とファンが望むラインナップをちゃんと用意してくれる。ご本人もPR上手とはいえない職人さん。外観だけではこのクオリティは気づかれないかもしれないが、内容重視の鮨ファン地酒ファンならきっと通じるものがあるはずだ。
杉山豊和さんご主人のこだわり
酒肴地酒
元マグロ漁師のすし職人
杉山豊和さん
元漁師としてのネタへのこだわりはもちろん、シャリの炊き方といい、3種類以上を独自にブレンドするしょうゆといい、鮨職人として最善を尽くそうとする姿勢が清々しい杉山さん。出前で店を開けることが多いので、夜は電話で確認してから来てくださいとのこと。ちなみに店名は尊敬する茶農家だった祖父の名前から。
魚は漁師時代に培った市場ルートで選りすぐりのネタをお手頃価格で仕入れる。ランチの500円丼や680円刺身定食でそのおトクぶりがよくわかる。写真はおまかせ刺身盛合わせ2人分(4200円) 「酒を乱暴に呑む酔っ払いは好きじゃない」と明言する杉山さん。心ある地酒ファンなら一杯一杯を大切に味わうであろう、志太の実力4銘柄を300mlで。季節限定モノ(グラス売り)も随時入荷

地酒リスト
初亀(初亀醸造)、磯自慢(磯自慢酒造)、志太泉(志太泉酒造)、
喜久醉(青島酒造)(以上、静岡)
※掲載内容は取材時点のものでその後変更されている場合もあります。【最終更新】2006年11月

地酒ライター
Profile
鈴木真弓・コピーライター、しずおか地酒研究会主宰。静岡県の技と味にこだわって取材活動十数年、ご縁の多かった地酒の造り手・売り手・マジメな?呑み手の応援に努めています。「しずおか蔵元ウォッチ」「酒造りの蔵から」、静岡新聞社刊「地酒をもう一杯」もぜひ見てくださいね。

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