素材にこだわるそば職人
横山 誠さん |
| | 大学卒業後、そば職人を目指して一念発起し、一茶庵で修業。御殿場駅前でそば店を十数年経営した後、2004年3月に草季庵をオープンし、奥さんと二人、マイペースに仕事する。素材へのこだわりは、そばの産地や製法、水の場所、静岡の酒ばかりではない。甘味類に使う大豆もJA丹波ささやま(兵庫)から丹波大納言を取り寄せるなど徹底している。それでいてあまり押し付け感を感じないのは、必要以上に飾る必要のない優れた素材を大切にしているからだろう。ついつい長居をしたくなる。 |
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| 最高級とされる常陸秋そばをメインに、玄そばを甘皮、粗びき、石臼ひきと別々に分けてていねいにひき、割合を決めてブレンドし、つなぎを1割入れて打つ。水は富士山の雪解け湧水。そばや料理に合う名水の泉をわざわざ探し求めて汲み出して使う。まさにそば職人入魂の一枚だ。 | | せいろを試食したとき静岡酒との共通点がすぐにわかった。水がいいこと、そして香味バランスがとれていること。クセのある呑みごたえのある日本酒を好む人には物足りないかもしれないが、横山さんのそばにはスッキリ感と丸さのある静岡酒が実にフィットする。燗酒は喜久醉特別本醸造。 |
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