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静岡の地酒が呑める店
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内観
酒味酒楽 一刻者
(浜松市砂山町)
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駅前一等地で港市場の店のような鮮度と安さ!刺身がうまいと地酒も進むお手本の店
JR浜松駅前のビル地下にあるサラリーマン御用達の店。なにせ客の9割が背広姿の男性で、首都圏からの出張族も多い。他県客の多い店は必然的に地の酒や肴を扱うし、口の肥えた出張族が行きつけにする店は当然、中身も充実している。とにかく刺身が安くてうまい。店主内田文敏さんは少しでも新鮮な魚を安く提供しようと、毎日、舞阪港と御前崎港までバイクを走らせる。魚の種類も多ければ、盛り付けられた量もたっぷり。まるで港市場の食堂みたいだ。これを駅前の一等地で味わえるのだから、出張族が重宝がるのも無理はない。刺身がうまければ日本酒もますます進む。東京の人もよく知る開運や初亀など静岡県を代表するラインナップが揃うが、銘柄を指定したりウンチクを語るというよりも、勧められた酒を黙ってグイグイ呑む客が多い。「地酒を呑んでくれるお客さんはお刺身もサービスしちゃう。呑まない客は絶対まけない(笑)」と内田さん。女性客は少数派だが、こういう店で冷酒を小粋に呑める女性がいたら、文句なくカッコいい!
内田 文敏さんご主人のこだわり
酒肴地酒
一刻者を地でいく店主
内田 文敏さん
浜名湖畔で生まれ育ち、幼い頃、父に連れられた居酒屋の光景が忘れられず、中学生の頃から「将来は居酒屋のオヤジになる」のが夢。中学卒業後、迷わず調理専門学校に進み、2年前、修業先のオーナーが経営していたこの店を買い取って、夢をかなえた。「日本人の口に合うのはやっぱり刺身と日本酒」を貫く姿勢は、さすが一刻者。32歳とは思えない落ち着きと客あしらいもアッパレ!
「お刺身を食べない人はお断り」と断言している内田さん。毎日、バイクで舞阪港と御前崎港を回って仕入れる彼の手間と思いを考えたら当然だろう。荒天で仕入れが少ない日でも浜名湖が近いおかげでネタ切れすることはない。 魚の仕入れに全力投球する内田さんを、同じ町内のかたやま酒店がサポート。厳選した静岡銘柄を取り揃え、1合683円、マス735円、2合1365円均一で提供する。

地酒リスト
高砂(富士高砂酒造)、正雪(神沢川酒造場)、臥龍梅(静ごころ(三和酒造))、
初亀(初亀醸造)、喜久醉(青島酒造)、開運(土井酒造場)、
國香(國香酒造)、出世城(浜松酒造
※掲載内容は取材時点のものでその後変更されている場合もあります。【最終更新】2007年11月

地酒ライター
Profile
鈴木真弓・コピーライター、しずおか地酒研究会主宰。静岡県の技と味にこだわって取材活動十数年、ご縁の多かった地酒の造り手・売り手・マジメな?呑み手の応援に努めています。「しずおか蔵元ウォッチ」「酒造りの蔵から」、静岡新聞社刊「地酒をもう一杯」もぜひ見てくださいね。

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