アットエス
広告自由自在!アットエスのHotNews![PR][アットエス編集室/静岡市駿河区登呂]
広告が自由に書き換えられて、なんと月々6,300円〜!
静岡県のくらし情報はここでゲット

イメージ  

しずおかメンズに贈る読むサプリメント

2008 for MEN


ぐるぐるマップ
購読ご案内
  静岡ぐるぐるマップ「2008 for MEN」 
静岡新聞社刊 定価 860円(本体819円) 2008/02発行
初のメンズ版ぐるぐるマップ発売!!グルメ、道具、癒やし、家飲みなど、静岡のメンズに贈る、読むサプリメント。→購入する
 

特集ピックアップ

発売中のぐるぐるマップより、特集「本当の『美味しい』には、理由がある」をピックアップ。


鮨 文
沼津市千本港町 グルメ情報へ
おきまりプラス、好きなネタを数種。お得でツウな食べ方だ。
 昼どきともなれば、連日多くの観光客でにぎわう沼津魚市場街にある鮨店「鮨文」。土日や連休には昼夜合わせて300〜400人もが訪れるという人気店だ。そんな鮨店の朝はとにかく早い。沼津魚市場のセリ前、朝5時には有川昌宏さん自らその日の魚を目利き。網代魚市場のなじみの卸業者とも連絡を取りながら、それぞれ落としてもらう本日のネタを決める。仕入先はこのほかにも市場街の魚専門店、貝専門店。さらに築地からは天然の本マグロをおもに、ウニ、赤貝、エビなどを。この店のネタの多さには定評があり、常時30〜40種はそろう。毎日その日の分の仕入れしかしない。それもまた開店以来守られているこの店の流儀だ。
 シャリは新潟米コシヒカリ。酢が入りやすいよう、新米と古米を独自の配合でブレンド。シャリ酢には塩、砂糖、昆布が入る。醤油はだし醤油で、ワサビは湯ヶ島の生産農家から直接仕入れ。海苔は佐賀産。すべてに店のこだわりがある。さて、おすすめのオーダー方法だが、その日の仕入れで内容が替わる「羽衣寿司」や、地モノ10種が楽しめる「駿河寿司」といったおきまりにプラスして、好きなネタを数種。そんな食べ方でひとり4000〜5000円。客が集中するピーク12〜13時半を過ぎたころを狙って行こう。
有川昌宏さん
鮨職人歴27年という、
有川昌宏さん
外観
夜は9時までだが、魚がなくなり次第閉店することもあるので、電話で問い合わせを
特選羽衣寿司
「特選羽衣寿司」椀がついて5040円

求友亭
静岡市葵区常磐町 
伊藤博文公ゆかりの老舗に代々受け継がれてきた「もてなしの心」を食そう。
 その創業は明治13年。東京牛込の「求友亭」の修行を終えた初代・庄兵衛氏が、伊藤博文公爵、綾小路伯爵の後ろ盾を得て静岡の地に開業。これが静岡市葵区の料亭「求友亭」の歴史の始まりだ。街の喧騒がうそのような静かな佇まい、日本伝統の数奇屋造りの客室から見る手入れの行き届いた庭。床の間の掛け軸、大正、昭和初期の頃のものといわれる風情ある灯篭・・・。それらすべてに老舗の風格が漂う。
 饗される料理は、「会席料理」。酒を楽しむ料理で構成されている。海の幸、山の幸に恵まれた静岡の季節の素材を生かす料理を主に、旬の先取り「はしり」を交え、「手を加えすぎず、奇をてらわず…」。というのが四代目主人・天方元太郎氏の姿勢だ。そして、「おもてなしにマニュアルはありません」と話す女将の言葉どおり、会の席に合わせた献立、味つけ、器が考えられ、サービスのスタイルもまた異なる。酒のすすむ席、にぎやかな席もあれば、静かな席もある。祝いの席もあれば、商談の席もある。そんな一つひとつに心配りをするのが、老舗たる所以なのだ。「入りて風情有り」「出づるに余韻を残す」。これが代々受け接がれてきた「求友亭」のもてなしの心だという。
向付
「向付」鯛薄造り、浅月、紅おろし、ポン酢醤油(魯山人染付福の字皿)
炊合せ
「炊合せ」年輪大根、蟹、青菜、木の芽(呉須赤絵蓋物)
椀

「椀」鱈白子豆腐、才巻海老、芽蕪、松葉柚子(繭型朱塗日月椀)


レストラン スコット 新館
熱海市渚町 グルメ情報へ
スタンダードがいつでもここにある
文豪が愛した由緒正しき「洋食」の正統を味わう
 創業は戦後すぐの昭和21年。東京四谷一番町出身の先代・蓮見健吉氏が、「上野精養軒」や「箱根富士屋ホテル」などの名店での研鑽を経て、熱海のかつての大老舗「つるやホテル」(現在は閉館)の主人のすすめにより開業。活気を取り戻しつつあったこの地で遊興の温泉地に訪れ、戦後の自由な空気を思い切り楽しんだ志賀直哉や谷崎潤一郎などの文豪に愛された、名洋食店だ。
 昭和の趣を残す旧館と、その斜め向かいにしっとり落ち着いた雰囲気の新館とがあり、どちらもメニューは同じ。
 「とにかくウチの料理はソースが命」と語るのは、先代の頃から厨房を任されていた2代目・蓮見健一郎氏。とくに旦那衆も愛したという「ビーフシチュー」や「タンシチュー」3675円などの料理に使われるデミグラスソースは、8日間をかけて煮詰める、店の顔というべきものだ。
 素材のうまみそのものが凝縮されたようなどっしりとした存在感と、果実のようなほのかな酸味が織り成すふくいくたる余韻は、まさに洋食のスタンダード。3代、4代と続く、常連の舌を裏切らないこの味を確かめに出かけてほしい。
内観
壁には、藤田嗣治や有元利夫など、名だたる画家の作品がさりげなく飾られている。主張しすぎず、しかし確かな存在感を放つその佇まいは、「スコット」の料理に通じる。
看板
ビーフシチュー
「ビーフシチュー」サラダつき2835円。
デミグラスソース系のメニューは、一度に仕込める量が決まっているため、土日や繁忙期には売切れてしまうことも。どうしても食べたい場合には、昼夜とも開店直後に座れるように準備を。

わんたんや

熱海市渚町

雲を呑む「雲呑(ワンタン)」の底力は、老舗が伝えるスープにあり
 特注の極薄の生地に豚ひき肉のみが包まれた、シンプルなワンタン。れんげにのせてスープとともに口に入れると、つるんと何の抵抗もなく口の中に飛び込んできて、そのまま胃の中へスルリとおさまっていく。これは皮や中身を味わうというよりは、まさに「雲を呑む」ような、なんともいえない食感を味わうものだと実感する。たっぷりとスープをふくんで、倍以上にもふくらんだワンタン。この食快感を支えるのは、じつはしっかりと作られたスープだと言える。
 創業は昭和22年。満州から引き揚げてきた初代が、現地で味わったうまい料理を、大衆的な店で多くの人に食べさせたいと始めた店だ。「わんたんや」という名前は、常連客が誰からともなく口にした愛称だったという。
 今、店を切り盛りするのは、二代目店主の福井剛さん・初恵さん夫婦と三代目の敏幸さん・陽子さん夫婦の二世帯の家族だ。毎日、午前6時半から4時間かけて仕込むスープは、豚ガラに野菜各種、そして煮干しや昆布などの魚介ダシを加えた醤油ベースのもの。すっきり透き通った美しさと、素材の甘みが引き出されたその味は、先代から続くていねいな仕事が作り上げたもの。いたずらに技巧に走ることなく、しかし郷愁だけで味わうようなラーメンともまた一線を画す、名店の一杯がここにある。
餃子
「餃子」580円、普通の3倍はありそうな大きさ。手作りの皮は、もっちり厚め。自家製スープを練りこんだあんは、ひと口ほおばると肉汁があふれる。ニンニク不使用であっさり目だから、この大きさでもペロッと食べられる。
のれん
ワンタンメン
「ワンタンメン」680円が一番人気。噛みごたえがあるのにジューシーな肩ロースチャーシュー、歯ごたえシャキシャキの自家製メンマなど、すべての具がハイレベル。

珈琲屋 夢畫
静岡市葵区池ヶ谷 グルメ情報へ
時間に魔法をかける。香り高きコーヒー1杯がもつチカラ
 缶コーヒーでもコンビニでも、どこにでもコーヒーはある。けれど、手間をかけてドリップでいれたコーヒーを飲みに行く。それがなんとも贅沢な時間だ。誰かと話をしたいとき、ひとりで静かに過ごしたいとき、目がまわるほど忙しい日もヒマでしょうがない日も、そこに行けばうまいコーヒーが待っている。そういう店を知っている人は、かなり幸せだ。静岡バイパス池ヶ谷インターのすぐそば、賎機山の麓にひっそりと建つ「夢畫」も、客を幸せにしてくれる一軒だ。
 注文の後に、ご主人の笠間昌史さんがペーパードリップで一杯ずつていねいにコーヒーをいれていく。自家焙煎した豆を冷蔵庫から取り出し、熱が発生しないようにカッティング機で中挽きにひく。小さめのペーパーフィルターを、しゅんしゅんに沸いた熱湯で湿らせてから豆を入れる。ファーストドリップは、鳥のついばみのように少しずつ注がれ、見る間にふわふわっと豆が空気を含んで膨らんでいく。このときに初めて、豆の香りが辺りに漂うのだ。鮮度のよさと注ぎ手の技術で、コーヒーというのはこうも表情を変えるのかと驚く。
 そうして完成された「自分だけ」の一杯は、時間を忘れてコーヒーのアロマに浸らせてくれるスペシャリテだ。心ゆくまで香りと時間を味わいたい。
外観
写真上・1976年の開店当初は街中から近い国道1号線に店を構えていた。賃貸契約が切れたことをきっかけに9年前に郊外へと移転。より純粋にコーヒーそのものを楽しむ空間へと生まれ変わったという。
スイートポテト
ドリップコーヒー
写真上・生豆を仕入れ、毎朝開店前に自家焙煎を行う。冷蔵庫に半日寝かせてからドリップする。手なれた儀式のようなドリップは、見ているだけで味わい深い。
写真左・「自家製スイートポテト」250円(ブレンド大とのセット600円)は、奥さんの信子さんのお手製

ページのトップへバックナンバー

アットエスとは?ご利用の注意事項個人情報の取り扱いリンクについて広告掲載について問い合わせ

アットエスは、静岡新聞社アットエス編集室が提供・運営しています。「アットエス」は静岡新聞社の登録商標です。
Copyright(C) The Shizuoka Shimbun. All rights reserved.
アットエスに掲載の記事・写真および図版の無断転載を禁じます。すべての著作権は、(株)静岡新聞社・静岡放送(株)に帰属します。