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 浜松ぐるぐるマップNo.71
「魅惑の近場へ ゆる旅案内」 静岡新聞社刊 860円(税込)
県西部から日帰りできる旅コース案内。旅先ならではのグルメ・風景・お土産など魅惑の穴場を紹介。→ご購入のご案内
 

特集ピックアップ  発売中の「魅惑の近場へ ゆる旅案内」より「人情あふれる港町・焼津」をピックアップ。
魚といったらココ!人情あふれる港町・焼津
「魚の街」だけあって、とにかく鮮魚がおいしいのが魅力。その上、港周辺や下町情緒あふれる商店街を歩けば、焼津グルメや加工品、自分の街を愛する焼津ピープルとの出会いなど、ハマってしまうネタが満載!
愛すべき港町。その魅力とは?
旧焼津港地元の老舗惣菜店・丸味屋店主が「地元雑誌はネタに困ったら焼津特集をって言葉があるぐらいだよ」と言うとおり、一度取材に訪れた人が、今度はプライベートで遊びに来る、なんてことがよくあるそうだ。県内各地を取材で回る仕事の人でさえ、ハマってしまうという、その魅力は何なのか?真相を探るべく、いざ街を散策してみると、黒石川沿いの遊歩道、駅前通りやゴールデン街などの商店街、加工工場の多い八雲通り‥。どの通りにも人情味あふれる個性的な店や、飾らない町並み、自然を残した気持ちの良い場所が残っている。これほどに街歩きが楽しい場所、ちょっとほかにないかもしれない。それにみんな自分の街が大好きなようだ。自転車で通り過ぎるおじさんや、ベビーカーに乗った赤ちゃんまで焼津生まれの「魚河岸シャツ」を着こなしている。祭りでもない日に襦袢のような姿を見ると「あれ!?」と思わずふり返ってしまうが、地元の人にとってはごくごくあたりまえの普段着のようだ。街の話題ともなれば、8月に開かれる「焼津荒祭」の勇ましさ、「かつお生利節」や「カツオのヘソ(心臓)」といった地元名産品がいかにおいしいか、自分ランキングナンバー1の寿司屋はどこかと、目を輝かせて話してくれる。そんな姿に心があったかくなり、なんだかうらやましくもなってしまう。焼津の人々の地元愛が、旅人にも伝染するのかもしれない。
漁船が停泊する、いかにも港町らしい風景に出合える。潮の香りと波の音を感じながら、旧焼津港あたりを散歩すると気持ちが良い
迷ってしまうほどお土産も豊富

鮮魚がおいしいのは言うまでもないが、焼津の人は魚をおいしい加工品にする技もすごい!工場はどこも歴史が古く、独自の技や製法で他県の食通をうならせる。京都の職人も納得の「塩サバ」や、酒好きが飛びつく珍味「かつをの塩辛」、300年以上続く特産品「黒はんぺん」など、数え出したらきりがないほど。安くておいしい寿司屋も忘れちゃいけないスポットだ。グルメと人情が色濃い港町・焼津は、行けば行くほどハマってしまう街なのだ。


海鮮丼
大きなマグロの刺身や、イクラ、カニといった豪華な具を惜しげもなく使った「海鮮丼」は1000円とリーズナブル。そのうえ店オリジナルの「なまり節のサラダ」と「なまり節の佃煮」も付いて、お得感あり!
 
焼津浜食堂
焼津市城之腰 カネオト石橋商店2階 グルメ情報へ
絶品!本日出来たての「なまり節」
どうしたら焼津名産「なまり節」や「ヘソの釜揚げ」のおいしさをより知ってもらえるのか。そんな考えから始まった食堂がここ。「海鮮丼」など鮮魚料理がメインで、1階の「カネオト石橋商店」で当日に製造された「なまり節」を使った「なまりのサラダ」や佃煮を、セットにして提供してくれる。ゆで上がったばかりのカツオのヘソ(心臓)に自家製味噌ダレをかけた「ヘソ釜上げ味噌ダレ」300円といった珍味もあり、眼下に海を眺めながら、焼津グルメをたっぷり堪能できる。
内観カウンター席 
写真左・天井が高く、開放感がある席は、落ち着いて食事が楽しめる。窓から海が一望できるのもうれしい特典
写真右・絶景を楽しむならカウンター席へ


かつを生利節、まぐろ御飯の素、へそ味噌煮
手前から「かつを生利節」380円〜、「まぐろ御飯の素」450円、「まぐろしぐれ煮」「へそ味噌煮」各500円
 
カネオト石橋商店
焼津市城之腰 グルメ情報へ
焼津名産の味を知りたいなら、ココに行くべし!
「県内外の人に、焼津にはこんなおいしいものがあるんだよ!って自慢できるのってうれしいよね」と話す店主・石橋利文さんは、創業100年の海産商を受け継ぎ、手づくり・無添加の製法で焼津名産を数多く製造、販売している。なかでも「かつお生利節」は、低カロリー・高タンパクなうえに、サラダや一口カツなど調理して食べてもおいしい自慢の逸品。おみやげにも最適だが、出来たてを味わいたいなら2階の「焼津浜食堂」へ。
加工作業かつをの塩辛 
写真左・食通好みの珍味「かつをの塩辛」600円。鮮度の良いカツオのワタを使った、売り切れご免の人気商品


塩鯖
毎日500〜800匹もの「塩鯖」をすべて手作業で仕込む
 
一平 岩崎商店
焼津市城之腰 グルメ情報へ
とろける味わいは京都の料亭も太鼓判
京都の料亭で出されるサバ寿司なんて、高そうでとても‥と考える人に朗報!実はそれらに使用される「塩鯖」は、サバひと筋に70年の歴史を持つこの店で作られたものが多い。国産寒サバを鮮度を保つために瞬時に背開きにし、絶妙の塩加減でうま味を閉じ込め、とろけるような舌触りに仕上げている。「焼津ではサバはもらうものと思われているから、地元の人もあまり知らないよ」という隠れた名店を、お見逃しなく!
締めサバサバの分類作業塩鯖
写真左・1時間ほど酢に漬けて、少し生っぽさを残した締めサバ。写真中央・手に持っただけでサイズごとに分類していく店主・岩崎保夫さん(写真左端)。無駄のない動きに脱帽。写真右・腹骨と中骨が抜いてあるので簡単に調理できる「本漬鯖糀」「骨抜き塩鯖」各400円。「骨抜き塩鯖」は焼いても酢で締めても美味。締めサバの作り方の説明書も付く


カツオのヘソの天ぷら
ここでしか味わえない「カツオのヘソの天ぷら」1本130円。焼津ならではの新名物だ
 
おそうざいの丸味屋
焼津市本町 グルメ情報へ
食べ手への愛情感じる手づくり惣菜
店内に所狭しと並ぶ50種類もの惣菜は、すべて手づくりしている優しい味わいの品ばかり。「毎日食べるものなので、安全性に気を配っています」と語るだけあって、北海道や地元の直送・有機無農薬野菜や、旬の素材を用い、味噌やマヨネーズなど調味料も自家製だ。「フライ」は注文が入ってから揚げるという親切さもうれしい。前もって予約をすれば、予算に応じて弁当やオードブルの注文もできる。
店主・内田晃博さん内観 
写真左・焼津の男らしく「魚河岸シャツ」がよく似合う店主・内田晃博さん。写真右・市内外のリピーターが半数をしめる、身体に優しい惣菜が盛りだくさん。「何にしよう?」と迷う姿に共感


おまかせずし
食が細くなった高齢の常連客の「それでもいろんな種類が食べたい」という思いに応えて生まれた「おまかせずし」2100円は、ネタの大きさはほぼ変えず、シャリを1口サイズに。そうすることで多くの種類を味わってもらえる。欲張りだけど少食な女性にも大人気!※内容は季節で異なる
 
焼津港 金寿し
焼津市中港グルメ情報へ
思いやりから生まれたメニューはどれも革新的?
家庭で安く、おいしく寿司を食べてもらうにはどうしたらいいか?と開発したのが「すしぽん」。特許を取るほどすごい秘密は何なのか?と実演してもらうと、ポンッと簡単に3分足らずで華やかな寿司が完成!時間をかけずにたくさん作れるのが魅力で、10貫420円〜とリーズナブルに、本格的な味が楽しめる。お持ち帰り用なので、容器を再利用して自宅で再現できるのもうれしい。こうした思いやりの精神が、40年近く客に愛され続けている所以だろう。
店主・庵原敏雄さん内観 
写真左・鮮やかに寿司を握る店主・庵原敏雄さん。普段使いで気軽に足を運べる雰囲気もいい


その他の立ち寄りスポット
松乃寿司寿司処 昇利カフェいわさき磯自慢酒造
松乃寿司寿司処 昇利カフェいわさき磯自慢酒造
焼津市本町焼津市本町焼津市城之腰焼津市鰯ケ島
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魚の味にうるさい水産関係者や舌のこえた県外からの客も多い。

焼津に数ある寿司店の中でも、マグロの質は随一と言われている。八雲通り沿いに建つ、古民家を改築した趣きのあるカフェ。天保元年から続く蔵元。「磯自慢」は静岡を代表する人気銘酒。


焼津神社やきつ家高橋染物店アクアスやいづ
焼津神社やきつ家高橋染物店アクアスやいづ
焼津市焼津焼津市栄町焼津市小川新町焼津市鰯ケ島
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東海一の荒祭りと言われる「焼津荒祭り」(8月開催)で知られる神社。かつおやまぐろ、鰹縞シャツまで焼津ならではの品が揃う。図案から染付けまで一枚一枚手作りで仕上げる大漁旗のお店。駿河湾海洋深層水を利用した、県内唯一のタラソテラピー施設。
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