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外観はごく普通のおしゃれなカフェ。しかし「チリリン」と優しい音色を奏でる風鈴のついたドアを開けて店内に入ると、色とりどりの花や緑が出迎えてくれるのに驚く。店の中心に置かれた季節の花たちは、インテリアの一部として空間に溶け込み、客の心をほっと和ませてくれる。昨年10月にオープンしたこの店は、花屋とカフェ、そのどちらも主役。カフェ担当の藤森将裕さんと花担当の鈴木祐美子さんが、ともに、素敵な店づくりに知恵を出し合っている。常に「自分が客だったら‥」という視点で雑貨や料理、ドリンクに至るまで、ひと手間、ふた手間かけている。だからこそ、この心地よい雰囲気が生まれているのだ。「お客様が楽しめるように」と、奥の棚にはオセロやUNOなどのゲームをさりげなく用意。長居してもらえるように、他にも雑誌やマンガなど、店主が趣味で集めた、いろいろなものが置いてある。そして、一人一人がゆったりとくつろげるスペースを確保した客席には、優しい気分にさせてくれる小さな花が一輪。「ハイテクなものであふれている現代では、なくてもいいけどあるとホッとする‥ずっと変わらず愛され続ける風鈴のように」と付けられた店名のとおり、ゆるりと和み、ほのぼのできる空間だ。
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