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(C) 2006『陽気なギャングが地球を回す』製作委員会
 
映画「陽気なギャングが地球を回す」が5月13日より公開されます。
キャンペーンで静岡に訪れた大沢さんに映画についてお聞きしました


―― 気に入っているシーン、ここを観てもらいたいってところはどこでしょうか?


大沢:あんまりシーンはないんですけどね。ただ、みんなが―仲間がみんなで一緒にいろんな事やってる様とか、みんなで話し合ってる様とか、みんなで車に乗ってギゃーギゃー騒いでる様とか、それこそ、なんかギャングになっちゃって、銀行強盗しちゃってるシーンとか、みんなでやってるところが、きっと、やっぱり痛快だし、楽しいし、一番この映画の、核になる部分だと思うんですね。

―― たくさんのいろいろな作品に出られていますが

大沢:ええ

―― この作品は、「イン・トゥ・ザ・サン」とか、「天使の牙」とか、「スカイハイ」などのアブナイ役とは…また、「世界の中心で愛をさけぶ」「子ぎつねヘレン」「解夏」などの感動させるお話とは、全然違うと思うのですが、こういう作品を選ばれたのは、新たな役への挑戦でしょうか?

大沢:そうですね。いつもそうなんですよね。いつもそうしたいと思ってるんですよ。いつもそうしたいと思っているんだけど、そんなに挑戦する作品って、いつもなくないですか?
―― そうですね。でも、それぞれみんな違うとはいいながら、この作品は特に変わっていますよね?

大沢:これはね。うん。

―― いままで大沢さんというと、一人で主役っていう感じで、いらっしゃったと思うんですけど、それか、年配の方で、、同年代っぽい方との、バディ・ムービーみたいなのは、初めてだったのではないかと思うんですが、そのへんなんかは?

大沢:どれも楽しいんですけどね、僕は、結構人間ドラマが好きなので、たとえば「解夏」でも「セカチュー」でも、ドラマが好きなんですよね。燃えるんですよね、で、そればっかりやっていても、映画っていろんなものがあるし、ホラーもあるし、ただ、そうは思っていて、違うこともやっぱりやるべきだなーと思っていた時に、たまたま、2年位前に、この企画の話をいただいたんで…。

―― 案外、原作があっての映画化というと、イメージがあって、とくにこの作品は、人気のある作品だったので、いろいろ大変ではなかったでしょうか?

大沢:う〜ん、そうですね。原作も基本的に難しいんですけど、その上で、こういう作品というのはかなり、現実離れした話じゃないですか、読んでいただければわかりますが。現実離れした分、頭の中で想像力でみんな読めちゃうから、ものすごくありえないことができるんですよね、頭の中の想像って。僕ら映像化チームは、できないんですよ、それが。ある1つの限定したイメージを見せちゃうから、それってある意味、読者の、ある想像力を壊してしまうし、危険がいっぱいはらんでいるんですよね。それは。難しいし、恐い作業だと思います。でも、突破口というのは1つしかなくて、原作やってて、いつも思うんですけどね、別モノって考えるしかないんですよね。これは「陽気なギャングが地球を回す」っていう映画、っていうぐらいに考えてやらないと、なんか煮詰まっちゃうというか、原作者の伊坂さんに申し訳なくなっちゃうというか、ねえ、ファンの方の想像力をある1つのことに決め込んじゃうわけだから―勝手に、そう意味では、別モノのある1つの、あの原作に対する提案みたいな、「こんな映画もありますよね〜」っていう、違う映画でもいいと思うし、それがすべてじゃないし、そういう感じでやってましたよ、意識は。

―― でも現実ではありえなことでも、小説とは違って、映画ならではの魅力がでていて、ステキでした。

大沢:あ、そうですか。ありがとうございます。

―― 共演者の方から刺激を受けられたこととかありますか?

       

大沢:鈴木さんは、前にご一緒しているんで、刺激というより安心感がありました。すごく楽なんですよね。そういう意味では、落ち着きを与えてくれました。佐藤さんは、ホントに気を遣ってくれる方なんで、よく喋ってくれるし、盛り上げてくれるし、いつも楽しい気持ちにさせてくれましたね。松田君は、新人だから、ドキドキしている様とか、そういうのがまた、こなれちゃった僕なんかには、すごくステキで、やっぱ、ああいうドキドキして映画って撮っていくものだけど、何本もやりだすと、こう、緊張感がなくなる瞬間があったりしてて、それって結構よくなくて、基本的に映画ってライブだから、いかに緊張感を維持してられるかなって。そう意味では、そういう刺激を受けました。それぞれに…

―― 鈴木京香さんとのキスシーンが、長かった気がしたんですけど…

大沢:長いっすかー?
―― 始まるまで…

大沢:あ、そこまで、くるまで、 もったいつけて(笑)















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―― あのへんはどうだったんですか?
大沢:ん〜まあ、その、ああいうシーンというのは、結構、不思議なもんで、じゃあ、ずっと彼女とキスをすることを考えているかというと、ぜんぜん違うことを考えていて、ああやって、カメラさんが、レールで近づいてくるじゃないですか、その、秒数をリハーサルで計ってるから、止まった瞬間に何秒とか、あと、そん時の、鈴木さんの顔の角度とか、当然、僕がこうなっちゃう(ガバッと後頭部だ写ってしまう)とNGなわけで、鈴木さんがこうなっちゃいけないわけで、ちょうどみんなが見たい微妙なラインを見せなければならないわけで、そういうことを考えながら、やってるんで…(笑)
――くっつくようで、くっつかない
大沢:カメラが早く動けば、早く済みますよ。 ジワーッとしちゃうと、こっちもジワーッとしちゃうんですよ。ま、ちょっとロマンないけど…。

―― そのあと、結構長かったですけどね。

大沢:そのあとって?

―― ふたりで立って、カメラが回って

大沢:あ、そうですね。こだわりますね、そこに(笑) ←図星!!!
―― 銀行強盗に入った時に、カウンターのところに、バッと立つシーンなどは、どういうポーズとか、みなさんでポーズとかを…

大沢:ポーズ?ポーズはないですよ、みんな勝手にやってます。

―― カッコよく見せるために、自分なりのポリシーとかおありでしょうか?

大沢:みんな、あるんすかね?俺はないですけどね、ぜんぜん。みんなはあるのかもしれないですけどね。

―― じゃ、その場の勢いで、バッと

大沢:リハーサルを何度かやりますからね、あれ実際、結構高いんですよ。あれって、多分普通の人じゃ上がれないです。僕ら身体が大きいんですよ、松田君にしても、佐藤さんにしても、大倉さんにしても、180、みんなありますからね。それと運動能力の高い人が、勢いつけて上がらないと上がれないくらい高いですよ。だから、そっちの方ばっかり考えてましたよ、みんな。自分だけコケたらどうしようって、そればっか考えてた、上がったらみんなホッとしてますね。ヨカッタって思いながら…
―― かなり原色の派手なファッションを着こなされて、お似合いだったんですけど、ああいうポップな衣装は個人的には、お好きではないんですか?

大沢:うん、着ないですよ〜、もう、抵抗ありましたよ、最初。実際こんなんで、チンドン屋になっちゃあないか、衣装合わせも何回やったか覚えてないですよ。何回やってもうまくいかなくて、もう、最終的に衣装さんが泣いちゃったりとか、イヤで、みんな納得してこれだって言ったら、違うって言ったり、で、監督がわけわかんなくなっちゃうし、プロデューサーは、それじゃないんじゃないのって、横から口出して、グチャグチャになっちゃったりして、今日はやめましょうよって帰ってきたりしてました。

ここで質問がちょっと途切れてしまったのですが…
そうしたら、大沢さんから質問が!?

 
大沢:携帯何使ってます?ワンセグ?

――違います。

大沢:誰か使ってる人いないの?きれいな画像って、どれくらいきれいなのかって思って。(配給会社とかの周りにいる人にも聞いて、
大沢さんの携帯はいい携帯なんですか?と聞かれて、)僕のは全然…
すみません、話、それました。 どうぞ。

―― 大沢さんって食べものは、どんなものがお好きですか?
(まるっきり映画に関係ない質問)


大沢:今は、和食ですよ。う〜ん。

―― キャンペーンで全国、いらっしゃってますが…

大沢:もうね、キャンペーンってサンドウィッチばっかりなんですよね、食べるの。もう、ホテルっていうと、サンドウィッチがくるんですよ。次のホテルでも、サンドウィッチなんかですよ、サンドウィッチ以外のものにしてほしいですよね。って昨日言いました。(今日はお寿司だったそうです!)とにかく、サンドウィッチ以外!サンドウィッチものすごく食いましたから、この1週間ぐらい。

―― ハードなスケジュールだったんですか?

大沢:いや、そうでもないです。北海道行って、九州行って、広島行って、大阪行って、静岡で、明日名古屋ですから、6ヵ所ぐらい…
昨日なんか、スゴイすよ、大阪で。堺って行ったことあります?僕、初めてだったんですけど、堺って工場地帯なんですよ、すごいだダダッ広いところに、ポツンとアミューズメントパークみたいなシネコンができたんですよ。そこで舞台挨拶をやるっていうんだけど、そこで、あの赤いコンバーチブルの車を持って来て、衣装を着て乗りつけるっていうシチュエーションだったんです。堺ですよ。(部屋中大爆笑)。ロスだからいいっていうのに、大阪の工場地帯で、スーツ着てこれで行く気持ちってわかります?しかも夕方で、雨がポツリポツリと降る中で〜、恥ずかしかった〜(苦笑)

と、このインタビューは、新聞(5/8静岡新聞夕刊掲載)と一緒の取材だったのですが、私は大沢さんを目の前にしてドキドキで、どうも質問の間とか、ビミョーな雰囲気だったので、最後の締めは、記者の方にお願いしようと、ボソボソっと
―じゃあ、最後に見どころを聞いてください と言ったところ…

大沢:不思議なお二人ですね〜(笑い)親友なんですか?昔からの…

―― いえ、部署が違うものですから

大沢:昔からの親友とか?

―― 違います!

大沢:あ、そうなんですか

―― 今日初めて、ここで会いました。

大沢:あっ、そうですか、なんかソレっぽいですよ、「見どころとか…」って言って、聞けばいいじゃないですか?なんで、そこで、そんな―― 見どころですか…

―― すみません

と突っ込まれてしまったのでした。今となっては、嬉しいような恥ずかしい思い出です。

 
 



大沢たかおプロフィール
1968年東京都出身。1994年テレビドラマ「君といた夏」(CX)でデビュー。以来、映画TV、CM、舞台で多くの話題作に出演。「解夏」(2004)では、その演技が高く評価され、日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。その後、超大ヒット作「世界の中心で愛をさけぶ」に主演。今秋には「地下鉄(メトロ)に乗って」の公開が控えている。
 
大沢:見どころっていうか、とにかく、楽しい映画ですからね、あの、僕らも観た人がちょっと元気なかったり、ちょっとなんか楽しいことがなかったりしている人間が、これ観てもらって、ちょっと笑って出てきてくれたり、自分よりもバカな人間いるんだなって、登場人物たちをみればわかりますけど、滑稽な人たちなんで、それを逆に勇気にしてもらったり、それを観て、前向きになってもらって、劇場を出て行ってもらえば嬉しいなって思ってるんですけど。

―― ありがとうございました。

大沢:ありがとうございました。


「陽気なギャングが地球を回す」は5月13日(土)より、ジョイランドシネマみしま、沼津シネマサンシャイン、MOVIX清水で公開されます。


と、自分自身はそんなに意識はしなくても、大沢さんの出演作は、なぜかほとんど拝見していたという隠れファン(まわりはみんな知っていた)という私としましては、聞きたいことをあまり聞くことができないし、声がうわずってしまうぐらいの、緊張インタビューでありました。1つ1つの質問に、質問の真意を確認してから、丁寧に答えてくださった大沢さん 映画に対して、非常に前向きな姿勢で取り組んでらっしゃることが心にズシンと響きました。やはり、これからも作品を観つづけていきたいと、密かに思ったのでした。

取材を終え、「陽気なギャングが地球を回す」が上映される、MOVIX清水へ!
ここには、時間の都合で行くことはできなかったのですが、偶然、大沢さんと遭遇したラッキーな方もいたはず!!
ロビーにあるポスターにサインをしてありますので
ぜひ、MOVIX清水でチェックしてください。
 
夜は沼津シネマサンシャインで「陽気なギャングが地球を回す」の試写会が行われ、
大沢さんが 舞台挨拶に登場!
(沼津シネマサンシャイン、オープンの朝10時には、 100人以上の女性ファンが
試写状と、座席指定券の引き換えに訪れたそうで、人気のすごさを実感しました。)
質問のコーナーも特別に用意してくれたうえに、なんと、質問者の席に大沢さんが直接出向いてくれるという大サービス!
ファンを大切にしてくれる大沢さんでした。
スタイルも抜群にカッコいい〜!!    
       
   


「陽気なギャングが地球を回す」は人気作家、伊坂幸太郎の同名小説が原作。他人のうそを全て見抜ける男・成瀬(大沢)やコンマ1秒まで正確な時刻を刻む体内時計を持つ女・雪子(鈴木)、口から生まれてきたような演説の達人・響野(佐藤)、動物好きの若き天才スリ師・久遠(松田)。特異能力を持ったう人の男女が、偶然出会い、「この4人ならもっとうまくやれる」と華麗なるギャングチームを結成!目的は現金ではなく、ロマンあふれる犯罪計画!4人はド派手な衣装で次々に大胆不敵な犯罪を重ねていくが…。




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