ぐるぐる文庫 名物丼本 | 静岡新聞SBS

名物丼本

 

名物丼本
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ぐるぐる文庫「名物丼本」
静岡新聞社編 定価 840円 (本体800円) 2011年10月発行
静岡の食材を使った地元らしさ満載の丼やメガ盛りと称される大盛り自慢の丼、今まで食べたことがないニューウェーブ丼など、話題の丼を50杯収録。名物丼を味わいに出かけよう。

 

特集ピックアップ 現在発売中のぐるぐる文庫「名物丼本」よりピックアップ
この一杯を食べに出掛けよう。
世の中に和食は数限りなくあるが、とりわけ、「どんぶり」と聞くと、日本人の腹の虫が騒ぐ。「かっ食らう」「がっつく」といった、なりふり構わぬ食し方が、妙に合う。きっと気の短い江戸っ子が好んだに違いない。気になるどんぶりが見つかったら、ぜひ食べに出掛けてほしい。

 

錦
高さ12cm!タワーを
崩していただきます
 温泉地・熱川の「スーパー観光スポット」。そう呼んでも過言ではない海鮮食事処「錦」。噂には聞いていたが、昼1時半を過ぎても店先には席を待つ客。中をのぞけば家族連れ、カップル、老若男女、グループと、なんとも賑やかで、ビールを飲む人も多く、さすが観光地! 客はみんな実に楽しそうだ。
  店の看板メニューはどんぶりで、一番人気は「鯵のたたき丼」。脂ののった新鮮なオアカアジを、オーダーが入ってからたたきにし、ネギ、ショウガを合わせて、自家製の土佐醤油で味付け、ご飯に盛る。それも高さ12~13cmのタワー状に! このビジュアルも人気を呼んで、「本日売り切れ」となることも。たたきもご飯もボリューム満点で、なによりたたきと土佐醤油の相性が抜群だ。どんぶりメニューは全部で12種類。その日の仕入れでネタの替わる「海の幸丼」、「磯納豆丼」、「生ちらし丼」なども人気だ。また、壁に掛けられたメニューボードには本日のお薦めも。北川の定置網にその朝入った魚で作る「捕れたて盛り」、「朝市丼」など、食欲をそそるメニューが並ぶ。人気も納得だ。
にしき
賀茂郡東伊豆町奈良本971-35 グルメ情報へ
イカ、マグロ、〆アジ、ホッキ貝入りの「お魚ユッケ」1575円。ご飯にもビールにも合う
10種類ほどのネタがのる「海の幸丼」ふのりのみそ汁、漬物付き2940円。その日の仕入れでネタが替わる
「鯵のたたき丼」
ふのりのみそ汁、漬物付き1575円。まずはビールのつまみにたたきを少々、なんて食べ方もいい
【MENU】
●「磯納豆丼」ふのりのみそ汁、漬物付き2100円
●「お刺身サラダ」800~1200円
●「お魚餃子」630円

ご飯、漬物、みそ汁お代わり自由!
「ご飯は岩手の花巻米(ひとめぼれ)を使っています。同じどんぶりに継ぎ足すご飯はお代わり自由。魚がおいしいからご飯も進むでしょ。どんどん食べてください」
女将:千葉節子さん

キッチン塔子
卵4個入り!
丸鶏スープが味の決め手
 「メニューは限定的で個性的なのが面白いかなと思って」と店主の杉山伸二さんが言うとおり、直系30cmの大きなプレート皿に、どーんと盛られた店の看板メニュー「とろとろ親子丼」は、「どんぶり」のイメージを覆すルックスだ。
  「富士朝日鶏」という、富士宮市産の鶏もも肉を使用。低脂肪で身がやわらかく、子どもやお年寄りにも食べやすい。さらに特徴的なのは、和風だしつゆで煮る普通の親子丼の作り方とは異なり、ラーメンと同じようにWスープで仕上げていること。「寸胴鍋で、富士朝日鶏の骨と身からスープを取って、それに昆布とカツオをきかせた自家製のかえしダレを合わせて、鶏肉とタマネギ、卵を煮ています」。卵は静岡産のものを1皿にたっぷり4個使用。丸鶏のスープが入るため、仕上がりはとろとろに、味わいは鶏まるごとの旨味を閉じ込めたものになるというわけ。
  ガッツリ系で男性に人気の「スタミナ焼鳥丼」や、甘辛く仕上げた「和風から揚げ丼」なども人気メニュー。テイクアウトは500円、さらに事前予約でデリバリーもOK(地域・数などは問い合わせを)だ。
キッチン塔子
静岡市葵区太田町9-3 →地図
TEL/054-246-0530
営業時間/11:00~14:00、17:00~22:00
定休日/月曜日 駐車場/5台
「スタミナ焼鳥丼」650円。おろしにんにくたっぷり、フライパンで作るから照り焼き風で味もしっかりめ。手前にはアクセントに山椒をふりかけてある
「和風から揚げ丼」650円。白だしで味付けした富士朝日鶏に片栗粉をまぶして揚げているから、竜田揚げのようにカラッと軽く揚がっている。ほんのり甘口仕上げ
「とろとろ親子丼」
650円。みそ汁、漬物付き。鶏のスープでやさしい味わいに仕上がっている
【MENU】
●「昔ながらのオムライス」650円
●「塔子風ビーフカレー丼」650円
●「スタミナレバニラ丼」750円

「塔子風チキンラーメン」
人気の裏メニューです。

「少しけがをしてますが、マスコットのペコちゃんです。裏メニューに、鶏スープを使った<塔子風チキンラーメン>500円があります! 夜の〆メニュー限定ですが、コレはかなりお薦めです」

まる一食堂
「両方食べたい!」に
応えた欲張り丼
 明治時代にランプ屋として開業し、その後食堂となり、3代目の近藤幸市さんが日本料理を学んで現在のスタイルに。献立表には、定食や丼物が数種類。ほかにも仕出しや2階の座敷を使っての宴会料理など、さまざまなシチュエーションに対応している。注目のどんぶりは、「かつ丼と天丼、どっちにしようか悩むなぁ」という気持ちを察した「かつ天丼」。4年ほど(2011年現在)前に常連客からの要望によって生まれ、今や名物メニューに。大きなエビ天2本をご飯にのせ、その上に卵でとじたとんかつをのせる。甘辛い汁が徐々にエビ天にまで届いた時、一つの丼として完成された味わいに。城下町の面影を残す横須賀で、欲張りな一杯を。
まる一食堂
掛川市横須賀561 →地図
TEL/0537-48-2131
営業時間/11:00~14:00、17:00~20:00
定休日/水曜日 駐車場/15台
甘酢と練りゴマがきいた「まる一オリジナル酢のもの」は3代目・近藤幸市さんによるヒットメニューだ
「かつ天丼」
サラダ、みそ汁、漬物付き1300円。大きな椀からはみ出たエビが魅力的
【MENU】
●「天丼」みそ汁、漬物付き750円
●「親子丼」みそ汁、漬物付き700円
●「まる一オリジナル酢のもの」500円

大山屋
どんぶりを華やかに
彩る鮮魚にニッコリ
 姫街道から徒歩1分ほどの場所にある、穴場的な寿司屋。元は魚屋だっただけに鮮魚を見極める目が高いことでも評判だ。ここの看板どんぶりは、魚の脂ののり具合を見て〆加減を調節した〆サバや、イクラ、カニ、サーモンなど自慢のネタが10種類前後のる「ちらし丼」。酢飯や魚に合うように、独自にブレンドしたまろやかな味わいの醤油とも相性抜群だ。「鉄火丼」も人気が高く、鉄分たっぷりの血合いがおまけに付くのもマグロ自体の鮮度が抜群だからこそ。ちょっと贅沢にという時には「上ちらし丼」、「上鉄火丼」もある。どんぶりのご飯の大盛り、特盛りは無料。どんぶりメインのランチが全品750円という点も魅力だ。
大山屋
浜松市中区和地山2-35-17 →地図
TEL/053-147-6903
営業時間/11:00~13:30、17:00~22:00※ランチは予約が確実  定休日/月曜日  駐車場/3台
マグロ好きも満足の「鉄火丼」750円(ランチ)
「ちらし丼」750円(ランチ)
昼はどんぶりに、吸い物、1品料理、デザートが付く(写真は大盛り)。どんぶりの内容は季節や仕入れによって異なる
【MENU】
●「シャケイクラ丼」750円(ランチ)、夜は1000円~(時価)
●「カツオ丼」750円(ランチ)、夜は1000円~(時価)
●「自家製揚げ半ぺん」630円

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