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あの「超時空要塞マクロス」プラモも設計!? ベテラン模型設計者・増田好彦さん~ソノ仕事×コノ絶景・ウッディージョー

増田さん①.JPG 10月2日(月)付の「ソノ仕事×コノ絶景」は、国内唯一の本格的な木製模型メーカー「ウッディージョー」の模型設計者・増田好彦さんを紹介しました。(旭)

増田さん②.JPG 静岡市駿河区大谷にあるウッディージョーの本社の中は、遠くから一見するとデスクが並ぶ普通のオフィスのよう。しかし、それぞれの机の上を見ると、木製模型が並び、やはり「普通」のオフィスではないと気付きます。
3DのCAD(コンピューター利用設計システム)を操る増田さんは、静岡にあった模型メーカー今井科学(後のイマイ)の模型設計者。24歳の時から11年間、勤務しました。「今井にいた頃は、ロボダッチや、(超時空要塞)マクロスのプラモデルも設計しましたよ」と、模型ファンやアニメファンには懐かしい名前が飛び出ます。「当時はインクペンで図面を描いていました。今は一人で開発から設計までやるけれど、今井の頃は1チーム2~3人、分業でやっていましたね」。
その後、金属レーザー加工の仕事をしていましたが、腕を買われて2010年、古巣の木製模型事業を引き継いだウッディージョーに入社。模型設計者に復帰しました。

増田さん③.JPG 本社のショールームには、これまでの商品がずらりと並んでいます。その中には、増田さんが設計した豪華客船「飛鳥Ⅱ」も。木製模型ではありますが、一部が金属パーツでできていて、よりリアルに表現されています。「清水港に停泊しているときに、中に入れてもらって写真を撮りました。いつか、一度は実際に乗ってクルーズを楽しみたいんだけど」と苦笑い。
今回の取材では2度、本社を訪れましたが、2回とも模型を購入した人がショールームを訪れ、実際に増田さんから直接、組み立てのこつを聞いている場面に遭遇しました。
増田さんに話を聞いていると、常木則男社長が「うちはオープンだから。こんなに開けっぴろげなとこ他にないよ」と笑いながら通り過ぎます。その言葉の奥には、「よそにはまねできないだろう」という誇りも感じられました。

増田さん④.JPG 実は取材をした日は、東京で開かれた全日本模型ホビーショーの直前。皆さん、同ホビーショーで発表する商品の最終調整に余念がありません。開発設計者の一人、荒田さんは英国海軍の帆船「ビクトリー」のカットモデルを試作していました。160分の1と、これまで市販されているカットモデルより一回り小さめ。帆船1隻では尻込みしてしまう人も、「これくらいならできるかも」と思うかもしれませんね。

増田さん⑤.JPG 同じく荒田さん設計の新商品が「木製電車シリーズ」。Nゲージサイズのキットです。明治や大正期は実際、木造の鉄道車両が存在していましたが、模型も木そのもので作ってしまう、というのはウッディージョーならではの発想ですね。
ちなみにウッディージョーの城シリーズは、大半が縮尺150分の1。Nゲージサイズなので、レイアウトにも使えるようです。

もう一人の設計者、最若手の女性、柴田さんが手掛けた商品は「丸子宿」。歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」の丸子宿に描かれたとろろ屋をイメージした建物の模型です。評判が良ければ、シリーズ化するかも?とのこと。

取材をしていて、模型を作りたくなりましたが、手先が不器用でプラモデルも製作途中で何度も投げ出したことがある私。ハードルの低い、小さな建物から始めてみましょうか。

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