先日、火の用心の巡回当番がありました。「ひのよ~じん、コンコン」と、拍子木を打ち鳴らしながら町内を回る、冬の風物詩です。夫が玄関を出ようとしたところ、5歳と3歳の子どもたちが一緒に行きたがるので、初めて家族4人でやってみることにしました。
夜9時近かったので、さすがに冷えこんでいます。「寒いね~」と笑い合いながら巡回コースを進みました。
拍子木を打つ衝撃が手に響くので、夫が「手が少し痛くなってきたよ」と言うと、上の子が「私がやる」と名乗り。「上手だよ」とおだてられ、調子に乗って拍子木を打ち続けます。10分程度の巡回は、あっという間に終わりました。
つらいことでも楽しく感じてしまうのは、子どもたちが一緒だからこそ。子どもたちが成長して、同行してくれなくなったら、巡回当番は随分と味気ないものになるでしょう。
「子どもの存在って、ありがたいな」。しみじみ思った夜でした。
(ますけい)
子育てコラム「あすなろ」(718) 「巡回当番の夜」の巻
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