お兄ちゃんはもうじき小学6年生です。5年生に上がったころからか、急に大人びてきました。それにつれて、ぶっきらぼうというか、つれないというか、、、はっきり言ってしまうと、ちょっと扱いづらくなったなあと思っていたのです。無口でそれこそぶっきらぼうな親の子ですから、仕方ないといえば、仕方ないのですけどね(笑)。
そんなお兄ちゃんの優しさを久々に感じて、うるっときてしまいました。
どんなお仕事でも働いていると、時に悔しい思いをしたり、悩んでしまったり、もう辞めたい! と思ったりすることがあるのではないでしょうか。つい先日の僕はまさにそうでした。家に「暗い顔」は持ち込まない、日頃からそう思っているのですが、この日はよほど分かりやすく出ていたらしい。
缶ビールを持ってこたつに入るなり、お兄ちゃんがちょっと太くなり始めた声で「なに、どうした? なんか会社で大失敗でもした?」と声をかけてきました。このごろは「学校どうだった? 面白いことあった?」なんて聞いてもそっけない対応ばかりなのに、珍しいことに自分から。
もちろん事細かく話したわけではありませんが、「いろいろあってさ」なんて弱々しく並べ上げていく父親の話に、半分テレビを見ながら程よく耳を傾けてくれたのでした。これがちょうどよい加減でした。そして、小4の次男は次男で、空気を読んでか読まずか、ぜ~んぜん関係ないゲームの話なんかを振ってくる。
次第に黒い雲に覆われていた心は晴れて、飲み過ぎてしまいました。
わが子に救われ復活。明日からまた頑張ろう! そう思えたのでした。
(けろろ&たまま)
子育てコラム「あすなろ」(656) 「わが子に救われる」の巻
「ワーママは長期休暇」の巻
└ なつママ(2015.07.31)
└ かえる(2015.07.30)
「エンジェル係数」の巻
└ かおりん(2015.06.27)
「愛せない...」の巻
└ ナグコ(2015.06.15)
└ ナグコ(2015.06.15)