コラム「あすなろ」

「わが子に救われる」の巻

2014年3月 5日(水)カテゴリー:小学生  投稿者:けろろ&たまま

 お兄ちゃんはもうじき小学6年生です。5年生に上がったころからか、急に大人びてきました。それにつれて、ぶっきらぼうというか、つれないというか、、、はっきり言ってしまうと、ちょっと扱いづらくなったなあと思っていたのです。無口でそれこそぶっきらぼうな親の子ですから、仕方ないといえば、仕方ないのですけどね(笑)。

 そんなお兄ちゃんの優しさを久々に感じて、うるっときてしまいました。

 どんなお仕事でも働いていると、時に悔しい思いをしたり、悩んでしまったり、もう辞めたい! と思ったりすることがあるのではないでしょうか。つい先日の僕はまさにそうでした。家に「暗い顔」は持ち込まない、日頃からそう思っているのですが、この日はよほど分かりやすく出ていたらしい。

 缶ビールを持ってこたつに入るなり、お兄ちゃんがちょっと太くなり始めた声で「なに、どうした? なんか会社で大失敗でもした?」と声をかけてきました。このごろは「学校どうだった? 面白いことあった?」なんて聞いてもそっけない対応ばかりなのに、珍しいことに自分から。

 もちろん事細かく話したわけではありませんが、「いろいろあってさ」なんて弱々しく並べ上げていく父親の話に、半分テレビを見ながら程よく耳を傾けてくれたのでした。これがちょうどよい加減でした。そして、小4の次男は次男で、空気を読んでか読まずか、ぜ~んぜん関係ないゲームの話なんかを振ってくる。

 次第に黒い雲に覆われていた心は晴れて、飲み過ぎてしまいました。
 わが子に救われ復活。明日からまた頑張ろう! そう思えたのでした。

(けろろ&たまま)
子育てコラム「あすなろ」(656) 「わが子に救われる」の巻

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