コラム「あすなろ」

「鉄道オタク姉弟、父を超える」の巻

2013年3月11日(月)カテゴリー:幼児  投稿者:スタッフ

 わが家の5歳2カ月女子と1歳10カ月男子はいま、某民放局で放映されている、顔のついた列車が活躍するアニメ番組に夢中です。

 その流れなのか何なのか、本物の電車にも興味津々。シリアルのおまけでもらったDVDや鉄道関係の図鑑、動画サイトにハマっています。

 静岡市北部に住んでいると、本物の電車にはほとんどお目にかかりません。そこで先日、東京でさまざまな電車に乗る機会を作りました。実のところ私と妻の用事がメーンなのですが、子どもたちには「いろんな電車に乗せてあげるからね」と言い含めました。

 山手線、りんかい線、ゆりかもめ、西武新宿線。画面でしか見たことがない電車に乗れて、2人とも大興奮です。ソコソコ混んでいる山手線車中で「あ、あっちにもやまのてせんだよ!」「つぎは~、ゆうらくちょう~、ゆうらくちょう~」などと大声でやっている女児を見て、周囲の乗客は苦笑していました。明らかに「さっき上京してきました」という感じですもんね。

 まだそんなに言葉が出てこない男児も、中吊り広告の秋田新幹線「スーパーこまち」を見て「すーぱー」などと発声。好きなことは記憶しているものなのですね。

 女児に関して驚いたのは、東海道新幹線や東北新幹線の「◎◎系」というのを、かなり完ぺきに把握していることでした。車窓から見える新幹線を見ていちいち口にするのです。しかも、あれは前が開いて連結器が出てくるとかなんとか、やたらスペックにも詳しい。上記資料でかなり勉強したようです。いつの間に・・・。

 車や電車など乗り物系には、今も昔も一切関心がないわたくし。メカニックの分野ではすでに2人に超えられてしまったようです。JR東静岡駅近くの「撮りヲタ」の聖地、長沼大橋に連れて行けとせがまれる日も近いかも知れません。

(橋爪充)

子育てコラム「あすなろ」(572) 「鉄道オタク姉弟、父を超える」の巻

 

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